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第1回「Weird-7、大地に立つ」ロボットキット「Weird-7」を作りました(4/6 ページ)

» 2005年09月26日 15時36分 公開
[こばやしゆたか,ITmedia]

 それとは別にわたしもミスをやった。モータを木材にとめるネジは頭の丸いビス、木材どうしをとめるのは頭が皿型の木ねじを使うことになっているのを、両方にビスを使ってしまったのだ。わるいことにビスのほうがちょっと太い。あとから木ねじに取り替えても穴がちょっと大きくなっていて、しっかり止まらないのだ。仕方がないので、木工用ボンドで押さえることにした*10。穴を開け直すのが正しいのだけど(それがすぐにできるのは木の強みだ)、見栄えが悪くなるのも避けたかったので。

 次に、足裏の取りつけ。指っぽいほうと踵っぽいほうがあるので、前後はすぐわかる。表裏は、ネジのみちあながくぼんでいるほうが表(っていうのかな、最終的には足の裏になるんだけど)。こっちから木ねじが入る。

 足裏の左右に「すね」の木材をとりつけて、その間にさっきのモータジョイントが挟まるという構図になる。すねパーツは左右で厚みが違うので、組立写真をよく見て作っていく(内側のパーツが厚いほう)。

 さて、すねパーツを取りつけて、もういちどマニュアル組立写真を見る。あれ、なんか違う。

 踵は、片側だけ斜めに切りかけになっているのだけど、それの左右が写真と違うのだ。え、足裏の表裏間違えたか、と見直したけどあってる。

 悩んだ揚げ句、もしや、とおもって「右側部」の袋を開けてみてわかった。左右が逆になってる! うわあ、すごいミステイクな袋にぶつかってしまった。

 ここで、わたしもあわててミスをやった。「右側部」の袋から足裏パーツを取り出して、今作った足裏と取り替えたのだ。これは間違い。すねの内外が逆になってしまう。正しい対応は、今作った足は「右足」だったんだって納得して、あらためて左足を作り出すことだったのだ。

 要するに、「左側部」と「右側部」のシールが貼りまちがえられていたんだね。

 たぶんこの箱だけのトラブルとは思うけど、踵は外側が切りかけになっているのが正解なので、つくるときは気をつけてほしい。

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 最後に、胴体とのジョイントになるパーツ(股関節?)をとりつける。これ、直方体の変哲もない部品なのだけど、向きでちょっと悩む*11。こんなときも、全体像がわかっていると理解しやすい。最終的には直立状態で後側に胴体が来るので、直立させたときに後側にネジのみち穴が来るのが正解。モータの軸を前(つま先側)方向に回しきったときに、上にみち穴が来るようにつけるというほうがわかりやすそうだ。

 ここまでで120分(さっきの休みを含まない)。またどっと疲れが出たので、お昼休みにした。

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*10 接着剤を使うと、あとから分解改造がやりにくくなるから避けたいのだ。ただ、このモータジョイントはあんまり分解されることもなさそうなので、とりあえずいいことにした。

*11 わたしの場合、左右の袋を両方あけるはめになったので、これは左の腰なのか右の腰なのかってよけいに悩まなきゃいけなくなった(袋開けたときにちゃんと整理しないのが悪いんだけどね)。

頭、胴体、腰。快調

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