HDD内蔵ミニコンポ“D-Dock(ディー・ドック)”「SC-SX400」「SC-SX800」はそれぞれ40G/80GバイトのHDDを搭載し、CDからHDDへのリッピングや、HDD→SDメモリーカードへの書き出しが行える。
CDからのリッピング形式はSD-Audio(AAC)で、最大8倍速でのリッピングが可能だ。アーティスト名/アルバム名/曲名については本体に約30万曲分のデータを保有しているほか、インターネット環境があればGracenoteのCDDBを利用してタイトル情報を取得することもできる。また、アナログ入力/FMラジオからの録音も可能で、それらのデータについてはリモコンを利用してタイトル情報を入力することもできる。
SDメモリーカードへのコピー時には、LP(長時間)、SP(標準)、XP(高音質)の3段階にモード(ビットレート)が変更可能で、ビットレートはそれぞれ64kbps、96kbps、128kbps。同時発表の「SV-SD7xx」「SV-SD3xx」はもちろん、miniSDアダプタを用いればSD-Audioに対応した携帯電話(FOMA P901iS)などでも音楽が楽しめる。
本体の前面には7行表示可能な大型の液晶ディスプレイを搭載した。アーティスト/アルバムなどから好みの曲を選択するほか、お気に入りの曲をワンボタンで99曲まで登録できる「マイベスト」、新しい順に50曲を自動登録する「新曲」、再生回数の多い曲を30曲まで自動登録する「よく聴く曲」、テンポなどから録音した曲を7種類に分類する「印象選曲」などのプレイリスト作成機能も備えている。作成したプレイリストは本体で再生するほか、SDメモリーカードで転送して楽しむこともできる。
リッピング(圧縮時)に失われた高音域を再生時に補完する「AACリ.マスター」や、低音部分を仮想再生する「H.BASS」などの高音質機能を備えるほか、2ウェイ2スピーカー形式のスピーカーユニットには、中高音域を拡散するディフューザーを搭載した。
本体サイズは185(幅)×150(高さ)×268(奥行き)ミリ、約3.8キロ。スピーカーユニットのサイズは144(幅)×256(高さ)×239(奥行き)ミリ。
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