桜といえばついつい名所へ行きたくなるもの。でも最近は身近な桜がたくさんある。そんな桜でもうまく撮れば個性的な写真が撮れるもの。
例えば桜とカーブミラー。一見合わない組み合わせだけど、ミラーに反射した桜を使えばなんてことない場所でもひとひねり加えられる。
川べりも桜を観るにはいい場所。
川沿いに大量の桜が垂れ下がってる姿を強調したかったので縦位置にし、川も写るように撮ってみた。
これは泳ぐアヒルを発見したので、上下に桜が入る構図でじっと待ってタイミングを見計らって撮影。背景にアヒルがいるおかげで面白い桜写真になったわけだ。
桜並木も是非狙いたい図だ。気をつけるのは太陽の方向だ。
逆光で撮ると、このように色味が乏しく花の色もきれいに出ない寂しい絵になる。妖怪でも出そうな並木だ。
でも方向を変えて順光気味(というか太陽から遠い方向)で撮ると青空が入って明るい絵になる。
桜といえばついてくるのが花見。平日の昼間でもこの季節になると必ず花見客があり、それもまた風物詩のひとつ。
現代の風物詩といえばそれをデジカメやケータイで撮る人。夕刻で暗かったため手ブレしちゃったが桜に対する人々の思い入れが分かるってものだ。
近所の公園でもこんな風に、平日昼間なのでお母さんと子供という構成が多い。平日だと花見客が密集してないのでいい雰囲気で撮れる。こういう広い公園で撮るときは、桜の木が遠近がついて斜めに並ぶような位置で撮った方が奥行きが出る。
この2枚はほとんど同じだが、角度をちょっと変えてある。面白いことに人を入れることで「桜の写真」が「桜のある風景の写真」になるのだ。
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