5位 駒は出ないけど音がでる。バードのひょうたんスピーカーフェア
7位 ビクター初のハイビジョンレコーダー、「DR-HD400」を試す
8位 ヤマハ、iPod対応の“音にこだわった”普及型AVアンプ
9位 IXYに手ブレ補正+光学4倍ズーム――キヤノン「IXY DIGITAL 800 IS」
10位 動画をもっと楽しみたい人に――ハイビジョンXacti「DMX-HD1」
先週に引き続き林檎色が濃厚だった今週のトップ10。1位は“スーパーヘビー級のiPodバッテリーチャージャー”という意見もあったiPod Hi-Fiのレビューだった。
そのiPod Hi-Fi、視聴した限りでは、音量を上げても音が歪まず、ある程度広いスペースでも十分に音を行き渡らせるようチューニングされているように感じた。逆に言えば、音量を小さくしてデスクの脇で鳴らすには適さないとも言える。
発表された際には、“サードパーティーとバッティングするような製品をよく投入してきたなぁ”と思った。しかし、既存のサードパーティー製品があくまでも個人利用をメインとしているのに対して、iPod Hi-Fiはリビングなどパブリックなスペースをメインの利用場所とし、「みんなでiPodの音楽を聴きましょう」という用途を提案することで、その立ち位置を明確にしている。
ただ、その「リビングで、みんなで」がクセモノ。リビングのホームパーティーで音楽を鳴らすという用途ならiPod Hi-Fiはその能力を十二分に発揮してくれるだろうが、小寺氏もブログで指摘するよう、国内の一般的な家庭では、そうそうホームパーティーなんて開かないものだ。
ましてや筆者宅は慎ましやかな2DKの賃貸マンション。ささやかなリビング(リビングダイニング)しかなく、来客があるとすれば大掃除が始まる始末。iPod Hi-Fiのスッキリしたデザインは確かに魅力的だけれど、その前に広い部屋に住みたいなぁと本末転倒なことを、リビングの古雑誌を捨てながら考えたりした。
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