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HDD搭載STB「HitPot」、J:COMユーザーにも提供

» 2006年08月16日 14時25分 公開
[ITmedia]
photo TZ-DCH2000

 松下電器産業 パナソニック システムソリューションズ社は8月16日、HDD搭載CATVセットトップボックス「TZ-DCH2000」をジュピターテレコムが運営するCATVサービス「J:COM」向けに提供開始すると発表した。

 ジュピターテレコムは既に3月からヒューマックスのHDD搭載STB「JC-5000」(通称:HDR)を月額800円のレンタル制でユーザーへ向けて提供しており、6月時点で申込が3万件を超えるなど反響を得ている。TZ-DCH2000も同様のスタイルで提供されるが、ユーザーがSTBの種類を選択することはできず、JC-5000とTZ-DCH2000のどちらが手元に届くかはエリア次第となっている。

 TZ-DCH2000はDOCSIS 2.0相当のCATVモデムと2つのチューナーを搭載し、ハイビジョン番組を含むデジタル放送を同時録画できる。250GバイトのHDDを搭載しており、録画時間は地上デジタルハイビジョンで約23時間、SD画質では約69時間。「ビエラリンク」にも対応する。

 「HitPot」(ヒットポット)の通称でイッツ・コミュニケーションズ、YOUテレビ、横浜ケーブルビジョン、横浜テレビのユーザーにも提供されており、松下電器産業 パナソニック システムソリューションズ社ではジュピターテレコムへの提供によって、月間1万台の出荷を見込む。

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