International CESのソニーブースでは、BRAVIA/Blu-ray Disc関連製品からウォークマンをはじめとしたポータブルデバイス、デジカメ、ビデオカメラ、ゲーム機などと、非常に多岐にわたる展示が行われている。
開幕初日(現地8日)で最も来場者の注目を集めていたのは、コントラスト比は100万:1の有機ELディスプレイ(関連記事)だが、そのほかにも注目のアイテムがいくつか展示されている。
新発表のテレビはほとんどが当然のようにフルHD対応となっているが、同様に拡張色空間規格の「x.v.Color」(x.v.Ycc)への対応も進められている。そして、全展示製品中で最もドラスティックにx.v.Colorへの対応が進めらていたのがビデオカメラで、展示されている16機種中、4機種がx.v.Color対応となっている。
その4機種は、DVDビデオカメラの「HDR-UX5/7」と、ミニDVカメラの「HDR-HC5/7」。HDR-UX5/7はAVCHD録画に対応する。いずれも第1四半期中に北米市場で販売開始される予定だ。
撮像素子としてはHDR-UX7/HDR-HC7が1/3インチ3メガピクセルのクリアビットCMOSセンサー、HDR-UX5/HDR-HC5が1/3インチ2メガピクセルのクリアビットCMOSセンサーを搭載する。価格はHDR-UX5/7が1300/1000ドル、HDR-HC5/7が1400/1100ドル。
ノイズキャンセリングヘッドフォンの新作「MDR-NC60」も展示されていた。オーバーイヤー型とすることで、周囲のノイズを8割以上カットするという。ドライバは40ミリ径で、ハウジング内に電源(単三形乾電池)ノイズキャンセル回路を搭載する。MDR-NC22と同様に、入力音をミュートする「モニタ」ボタンも用意される。
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