キヤノンは1月31日、同社ビデオカメラ“iVIS”(アイビス)新製品として、DVDビデオカメラ2機種「iVIS DC50」「iVIS DC200」を発表した。DC50は2月中旬から、DC200は2月下旬から発売する。価格はオープンで、市場想定価格はDC50が10万円前後、DC200が6万円前後。
iVIS DC50は、1/2.7インチ総画素数約539万画素のCCDを搭載。動画有効画素数398万画素、静止画有効画素数500万画素の高解像度を実現した。また、DVDビデオカメラとして初めて「DIGIC DV II」を採用。動画撮影時には高精細な映像記録、静止画撮影時には解像度の高い写真撮影がそれぞれ可能になったという。DIGIC DV IIにより最低被写体照度も4.5ルクスと高感度を実現。
レンズには、光学式手ブレ補正機構を搭載した光学10倍ズームレンズを採用。レンズシフト式の光学手ブレ補正機構により、画質を損なうことなく高軸のズレを制御し、手ブレを適性に補正することができるという。
また、実撮影時間85分の長時間撮影を実現したほか、スタンバイ状態から約0.6秒で撮影が再開できる「クイックスタート」機能も搭載。
ボディはスムーズな連続曲線によって形状をつくるアドバンスド・カーバチャーデザインを採用。サイズは62(幅)×130(奥行き)×90(高さ)ミリ・重さ約480グラム(本体のみ)。液晶モニターは2.7型ワイド(12.3万画素)。
ライトワンスメディアに8センチDVD-Rを、書き換え型メディアには8センチDVD-RWを使用。片面2層記録の「DVD-R DL」にも対応し、最大約108分のMPEG-2動画が記録できる。DVD-R使用時には片面約60分の撮影が可能。
iVIS DC200は、1/6インチ総画素数約68万画素のCCDを搭載したDVDビデオカメラ。光学35倍ズームレンズを搭載し、ズームレバーの押し込む強さでズームスピードが調節できる可変速ズームを備えるほか、低/中/高速のズームスピードからシーンに合わせて選択することも可能。
動画撮影時のLPモードで従来機「DC40」の2倍の解像度(720×480ピクセル)での高精細記録が可能になった。ライトワンスメディアに8センチDVD-Rを、書き換え型メディアには8センチDVD-RWを使用。片面2層記録の「DVD-R DL」にも対応し、最大約108分のMPEG-2動画が記録できる。DVD-R使用時には片面約60分の撮影が可能。
スタンバイ状態から約0.7秒で撮影が再開できる「クイックスタート」機能を搭載。また「DIGIC DV II」の採用で最低被写体照度5ルクスの高感度撮影を実現した。
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