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写真で解説する新「ブラビア」の機能(1/3 ページ)

» 2007年03月29日 12時18分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 ソニーが液晶テレビ“BRAVIA”(ブラビア)の新シリーズ「J3000/J5000」を発表した(→発表記事)。

 10bitパネルや120Hz駆動の「モーションフロー」によって階調性や動画解像度を改善したほか、DLNAや“ヴィジェット”ライクなネットワークサービス「アプリキャスト」など、ネットワーク機能も大幅に強化。「画質の本質価値を向上させると同時に、ネットワークでテレビの新しい楽しみ方を提案する」(同社)という。それぞれの機能を少し細かく見ていこう。

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まずは外観をチェック

 まずは、今回発表された製品の外観をチェック。メインのJ5000は、黒御影の質感をイメージした黒を基調とし、アルミ粉末を配合した塗装を施した。J3000はシルバーとブラックの2色が用意されているが、40インチはシルバーのみでJ5000と差別化している。どちらもマットな仕上がりだ。

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 一方、同時発表の「X2550」は高級感溢れる“ピアノブラック”(→発表記事)。蛍光灯の下では映り込みも見られるが、この存在感はなかなか。

photophoto “ピアノブラック”の「X2550」

 J5000シリーズは、側面にもHDMI端子を装備。カムコーダーやゲーム機の接続に便利だ。背面には、HDMI×2系統、D5×2系統、コンポジット×3(うち2系統にS端子)、D-Sub15ピン、光デジタル音声出力などを備えた。

photophoto J5000(40インチ)の側面と背面

 J5000シリーズのリモコンには「シアター」ボタンがある。新製品はHDMIコントロールをサポートしており、同時発表のフロントサラウンドシステム「RHT-G800」(→発表記事)との連係動作が可能だ。J5000シリーズの場合、リモコンの「シアター」ボタンを押すだけでテレビ側の音声入力を切り替え、画質モードが「シネマ」に変更される。J3000のリモコンは「シネマ」ボタンがないため、オプションメニューを起動する必要がある。なお、HDMIコントロールに対応する機器は今回の2シリーズと「RHT-G800」のみだが、ソニーではレコーダーの対応も検討しているという。

photophoto J5000シリーズのリモコン
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