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インタビュー
» 2007年08月03日 11時59分 公開

世界最小ヒューマノイドは“巨大ロボ”の夢を見るか?+インプレッション(2/2 ページ)

[芹澤隆徳,ITmedia]
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 あまりネタばらしをしてもいけないのでこれくらいにしておくが、i-SOBOTはとにかく魅せてくれるロボットだ。ただ、声は若い男性のものなのに、巨大ロボのイメージといい、ジーパン刑事の殉職シーンといい、ネタとしては40歳代か、それ以上のもの。これを一般の御家庭で披露したら、子ども達よりお父さんが楽しむ事態に陥ってしまうだろう。間違いない。

 「本来のターゲットは20代から40代の男性ですが、密かに団塊の世代まで狙えると考えています」(渡辺氏)

 確信犯でした。

 ちなみに「スペシャルアクションモード」の操作方法は、モードボタンを合わせたあと、アルファベットボタンを1〜3個(アクションによって異なる)押し、最後に「GO」ボタンという手順。まさにポチっとな感覚で長いアクションを楽しめる。

 よりダイレクトにi-SOBOTを操作する「リモートコントロールモード」や、通常の「アクション」も基本的な操作方法は同じだ。ただ、こちらはアクションをいくつかの種類に分け、使用するボタンなどの種類を整理している。

 たとえば、パンチやキックのような「演武系アクション」は数字ボタンや「P」「K」「G」ボタンの組み合わせ。また「会う」(人に会ったときのリアクション)や「喜び」(嬉しいときのリアクション)などの「日常系アクション」は数字とアルファベットを組み合わせるといった具合。

photophoto 専用コントローラ。液晶画面には、モードや入力中のアクションにくわえ、i-SOBOTの気分(?)がイラストで表示される

 i-SOBOTを人に自慢したいときは「ブリッジ」や「腕立て伏せ」「おもしろアクション」あたりが分かりやすい。コンボで決めれば驚くこと請け合い。しかも決めポーズは3種類のバリエーションが用意されていて、もちろんカッコイイ効果音付きである。

photophoto 倒立して、そのまま180度開脚中

 感情表現のアクションにもバリエーションがあり、相手によって動作やセリフを切り替えられる点も面白い。たとえば「褒める」アクションでは、子ども向けの「アンタはえらい!」、女性向けの「美しい」といったセリフを使い分けることができる。操作方法は“格闘ゲーム”そのものだが、さまざまなシチュエーションで役に立ちそうだ(女の子を口説くときとか?)。

 「隠しモードみたいなのも入っているので、繰り返し遊んでもらえると思います」(苑田氏)。

 とにかく芸達者なi-SOBOTは、10月に3万1290円で発売される予定。率直な感想は、2カ月後が待ち遠しい愛すべき三枚目ロボットだ。ただひとつ心配なのは、海外で発売されたとき、i-SOBOTのネタがどこまで通用するのか? ということ。アメリカンジョークもプログラムしてみる?(←割とタメ口)

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