オリンパスイメージングは9月6日、コンパクトデジタルカメラ「μ 795SW」を、9月21日より販売すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は5万円前後。
ボディのタフさが特徴の「μ・SW(ショック&ウォータープルーフ)シリーズ」の新製品。「μ 770SW」と同じく、100kgfの対荷重性能を持ち、1.5メートルの落下テストをクリア、−10度での動作も保障する。8月に発表した「μ 790SW」が水深3メートル防水の“カジュアル”モデルだったのに対し、μ 795SWは水深10メートル防水を備え、よりアクティブな使い方ができるモデルとなっている。
レンズは35ミリ判換算で38-114ミリの光学3倍ズームレンズ。F値はF3.5-5.0。有効710万画素の1/2.33インチCCDを搭載する。画像処理エンジンは「TruePic III」(トゥルーピックスリー)。
新機能として、独自の顔検出機能「フェイス&バックコントロール」を搭載。被写体の部分ごとに露出を調節し、黒ツブれや白飛びを防ぐ露出補正技術「シャドウ・アジャストメント・テクノロジー」(SAT)と顔検出機能を組み合わせ、背景の露出を犠牲にすることなく顔優先の写真が撮れる。例えば、逆光時の人物撮影の際に白飛びしがちな空の青みも、人物とともにきれいに再現できるという。
補正された画像は液晶画面に表示されるので、仕上がりを確認しながら撮影できる。また、被写体が動いても検出枠が追尾する機能も備えた。液晶は視認性の高い2.5インチの「ハイパークリスタル液晶」を採用。
通常のフラッシュに加え、LEDライトを搭載。マクロ撮影でもブレを気にすることなく撮影が可能なほか、暗闇でのフレーミング/フォーカシング用のライトとしても使用できる。
ボディカラーはダークシルバーとピアノブラックの2色を用意した。本体サイズは91.8(幅)×59.2(高さ)×20.6(奥行き)ミリ。重さは155グラム(本体のみ)。リチウムイオン充電池で約220枚の撮影ができる(CIPA規格)。約14.7Mバイトのメモリを内蔵し、外部メディアはxD-ピクチャーカードに対応する。
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