インタフェースにはi.LINK(TS)/D端子(D3)/HDMI/コンポジットを各1系統ずつ用意しており、i.LINKを利用することで他のデジタルレコーダーで録画したデジタル放送のムーブが行える。4色のカラーバリエーション(BD-AV1は3色))を用意する本体は高さ68ミリとスリム。本体サイズは430(幅)×335(奥行き)×68(高さ)ミリ、約4.2キロ。
BD-HDW15/20は「デジタル放送やBDビデオの高い画質を、液晶AQUOSで忠実に表現」することを目指した製品。BDビデオのディテール感を再現する「AQUOS画像エンジン」やHDMIの信号を最適化する「コモンモードフィルター」をBD-AV1/10と同じく搭載するほか、本製品はデコーダに内蔵された専用回路で映像を1080pへアップコンバートし、液晶AQUOSの倍速パネルへ画質を最適化する「IP変換LSI」も搭載されている。
記録可能なメディアはBD-R/RE、DVD-RW/R、DVD-R DLで、BD-R/REについては2層ディスクにも対応する。再生可能ディスクはBD-AV1/10と同様。ただし、テレビ番組などを直接BD-R/REやDVD-R/RWへ録画することはできず、一度HDDへ録画した後にムーブする必要がある。HDDからのBD-R/REへのムーブ速度は5倍速と高速で、地上デジタル放送の60分番組を約12分でムーブできる。BD-AV1/10とは異なり、作成したBD-R/REの編集機能も有している。
タテヨコ切り替え可能なラテ欄形式のEPGやスタンバイ状態から0.8秒で起動する「一発駆動」、AQUOSファミリンクなどの機能も備える。BD-HDW20と同じく1TバイトのHDDを搭載するDVD/HDDレコーダー「DV-ACW60」などが備える、IrSSで携帯電話やデジカメの画像をHDDへ転送する「フォトシステム」も用意されている。
インタフェースにはHDMI 1系統、i.LINK(TS)2系統、D端子(D3)1系統などを用意。24p出力にも対応する。音声についてはHDMI経由でPCMを7.1ch出力できるほか、「DTS-HD Master Audio」や「Dolby True HD」、「DTS-HD High Resolution Audio」「Dolby Digital Plus」などについても最大7.1chのビットストリーム信号出力が行える。
映像の圧縮方式はHDD/BD/DVDいずれもMPEG-2。音声はHDD/BDがMPEG-2 AAC、DVDはドルビーデジタル/リニアPCM。BDディスク1枚に地上デジタル放送ならば約6時間の録画が行える(2層ディスク利用時、ビットレートは約17Mbpsで計算)。BDへの記録については、画質を2段階に、切り替え可能だ。
本体サイズは434(幅)×343(奥行き)×68(高さ)ミリ、約5.3キロ(BH-HDW15)/約5.4キロ(BD-HDW20)。
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