日本ロボット工業会と日刊工業新聞社は、11月28日に開幕する「2007国際ロボット展」(2007 International Robot Exhibition:iREX 2007)の概要を発表した。2年に1度の開催となるiREXは、今回が17回め。11月28日(水)から12月1日(土)までの4日間で13万人の入場者を見込む。
会場は東京・国際展示場(東京ビッグサイト)の東1、2、3ホール。199社・66機関/団体が参加する過去最大規模で、海外メーカー3社を含む計1071のブースが軒を連ねる。テーマは「RT(Robot Technology)が未来を拓く――モノづくりからパーソナルまで」。挨拶に立った日本ロボット工業会の飯倉督夫専務理事は、「SR(サービスロボット)ゾーン」の参加社が増えたことを挙げ、「清掃や警備、災害対応などの非製造分野で活躍が期待される最新ロボットが多数参加する」とした。
特別企画では、大学や公的研究機関のロボット技術を展示する「RTプラザ」、デモンストレーション中心の「ロボットアクティブステージ」などを新設する。初日には実際の消防救助隊員による災害救助ロボットの実演が予定されているほか、週末にあたる最終日には二足歩行ロボットの格闘競技大会「ROBO-ONE」の歴代優勝者による「ROBO-ONEグランドチャンピオンシップ」が開催される。
ROBO-ONEグランドチャンピオンシップは、25前後のチームがトーナメント方式で戦い、チャンピオンには栄誉ある“RGC(ROBO-ONE GroundChampionship)チャンピオンベルト”が与えられる。なお、ベルトはK1やHERO'Sなどの格闘大会で多数の採用実績を持つロクスリー製だという。
「2007国際ロボット展」の入場料は一般1000円、学生および15人以上の団体が500円だが、事前登録を行うと無料になる。開催時間は10時〜17時(最終日は16時30分まで)。
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