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» 2007年11月20日 12時56分 公開

H.264録画に対応した新「ブルーレイDIGA」を試す(後編) (1/4)

前回は、“ブルーレイDIGA”「DMR-BW900」の外観やスペック、H.264録画の画質などに触れた。後編では、録画予約から編集、ダビングといったデジタルレコーダーとしての基本操作を中心に、ソニー製品との比較を交えながら検証していこう。

[坪山博貴,ITmedia]
photo 「DMR-BW900」

 前回は、“ブルーレイDIGA”「DMR-BW900」の外観やスペック、H.264録画の画質などに触れた。今回はデジタルレコーダーとしての使い勝手を中心に触れていこう。


 まず録画品質とともにレコーダーとしての使い勝手を左右する電子番組表と録画機能を見ていく。電子番組表は地上アナログを含めてラ・テ欄タイプで、1画面に最大19チャンネルもの一覧表示が可能。さすがに19チャンネル表示はフルHDかつ50インチ以上の画面サイズ向けといった印象だが、フォントも相応のサイズとなるため情報量も十分に確保されている。表示は3/5/7/9/14/19チャンネルの6段階が準備されていて、接続するテレビの画面サイズや解像度に合わせて選択できる。

photo これが最大の19チャンネル表示。在京のテレビ局をマルチチャンネル表示でも全て表示でき、さらに12時間、つまり半日分を1画面で確認できる。CS110度放送の「e2 by スカパー!」などを利用しているユーザーには有効だろう。番組1つあたりの情報量も決して少ない訳ではなく、フルHDのテレビと組合わせると、これだけで悦に浸れそうだ
photophoto こちらは9チャンネル表示と3チャンネル表示。在京テレビ局なら1局辺り1チャンネル表示(表示対象を「設定チャンネル」に設定)にすれば全て表示ができる計算で、バランスも含めてかなり実用的だ

 ちなみにソニー製品と異なり、表示チャンネル数は設定から切り替える必要があり、使用中に切り替えることは想定されていない。反面、一覧では見えなくなってしまう放送時間の短い番組はその存在が青い線で表示され、カーソルをそこへ移動するとポップアップ表示するようになっており、番組名も最上部にフル表示される。ラ・テ欄タイプの電子番組表としてのできは良い。ただしスクロール速度などは決して俊敏とはいえずソニー製品の方が軽快だ。このあたりの違いは、そのまま製品ポリシーの違いともいえるが、総じて本機の方が万人向けで優等生的にみえる。

photo 表示チャンネル数の切替は設定画面を呼び出さなければならない。表示対象を「全て」「テレビ」「データ」「設定チャネル」といった形で絞り込むことも可能だ
photo 表示チャンネル数は固定して利用することを前提にしている代わり、一覧では隠れてしまう番組も方向キーで移動していけばポップアップ表示される
photo スクロールは決して俊敏とはいえないが、連続スクロール時(上下キーいずれか押しっぱなし)には、フォーカスしているチャンネルのみを表示することで表示速度を稼いでいる。動作を理解していればメリットに感じるだろうが、それならページスクロールを付けてほしかった……

 番組検索は大きく分けて2つ。ラ・テ欄表示のままのジャンル別表示とキーワード選択などによる一般的な検索機能だ。ジャンル別表示では選択したジャンル以外がラ・テ欄表示のままブラックアウトして選択ジャンルのみが目立つ表示となり、「今夜のドラマ」「今夜のバラエティ」といったザッピング的な番組検索に便利だ。

photo ジャンル別検索結果。ドラマやアニメなどでは「国内」「国外」といった指定も可能だ

 検索機能は、「ジャンル」「キーワード」「人名」が準備され、人名は番組表情報からピックアップされたものが一覧されそこから選択するだけで、ジャンル検索同様に手軽に使える。番組表と異なり検索結果の一覧はフォントサイズなどが固定で、1画面9番組表示なのが少々残念に思える部分だろうか。

photo 人名検索では自動でピックアップされた一覧から人名を選択するだけ
photophoto ただし、「タモリ倶楽部」はデジタル放送でしかピックアップされないなど、おそらくは番組表提供元の違いから揺らぎはある。また日別表示なので検索結果が少ない場合には一覧性がいまひとつだ
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