今回は、DVD-R(8倍速メディア)に加えてDVD-R DL(4倍速メディア)、DVD-RAM(5倍速メディア)にもダビングを行ってみたが、再生時に不具合はなく、早送りや巻き戻し再生でも違和感を感じることはなかった。基本的には4倍速(DVD-RAMは3倍速)以上の書き込み速度のDVDメディアを利用すれば問題はなさそうだ。
ダビングに関しては、DVD-R/DVD-R DLメディアへのダビング時のみ予約録画よりもダビングが優先される点に注意したい。DVD-RWやDVD-RAMのようなリライタブルメディアに対してのダビングは中断しても問題ないが(DVDメディアの方を消去して、HDD側のオリジナルを保持できる)、DVD-R/DVD-R DLといったライトワンスメディアではそうは行かないからだ。これは高速ダビングであってもムーブ時には並行して録画が行えない制限も関連しているのだが、パナソニックの「DIGA」が高速ダビング中の予約録画に対応しているだけに、VARDIAでも対応を望みたい部分だ。
なお、VRモードへの変換作業中は変換中の映像表示になるが、H.264(TSEモード)への変換作業時にはチューナー映像の表示となり、レコーダーをチューナー代わりに常用する場合には多少不便がなくなっている。またH.264への変換は再生時間がそのまま必要になっている。
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