Dレンジオプティマイザーも強化されており、上位モデル「α700」と同様のシーン判別アルゴリズムを備えることで逆光シーンでも被写体/背景を最適な明るさで撮影でき、すべての露出モードで動作する。RAW撮影時にも利用できる。そのほか、1プッシュで1.4倍、さらに1プッシュで2倍のデジタルズームを行う「スマートテレコン」も備えている。
αシリーズの特徴でもあるボディ内手ブレ補正機能も強化されており、新開発の補正ユニットで補正効果をシャッタースピード換算で約2.5〜3.5段分に高めている(α100は2〜3.5段)。撮影時の腕の震えによる高周波ブレを抑制すべく補正範囲の見直しも同時に行われている。AFはα100と同じく中央クロス9点AFだが、α700と同じモーターを採用することでフォーカス時のレンズ駆動スピードをα100に比較して約1.7倍に高速化している。
背面液晶のサイズは2.7型(23万画素)で、フォーカスエリア設定や測光モードなど利用頻度の高い機能を呼び出す「Fn」ボタンの装備や、モードセレクターへのフラッシュ発行禁止モードの追加など、使い勝手を高める機能も搭載した。ボディサイズは130.8(幅)×98.5(高さ)×74.7(奥行き)ミリ、約582グラム(本体のみ)。CIPA基準での撮影可能枚数は約730枚(光学ファインダー利用時)/450枚(ライブビュー利用時)。
製品名 | α350 |
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対応レンズ | ソニー製αレンズ(ミノルタ/コニカミノルタ α/MAXXUM/Dynaxレンズ動作確認済み) |
撮像素子 | APS-Cサイズ(23.5×15.7ミリ)、有効1420万画素、原色フィルター |
ISO感度 | 100〜3200、1段ステップ |
記録画素数 | 4592×2576/3408×1920/2288×1280(16:9)、4592×3056/3408×2272/2288×1520(3:2) |
記録方式 | JPEG、RAW、RAW+JPEG |
画質モード | スタンダード、ファイン |
AF方式 | TTL位相差検出方式 |
AFモード | シングルAF、AF制御自動切替、コンティニュアスAF |
露出モード | プログラムAE、絞り優先、シャッター速度優先、マニュアル |
シーンセレクション | ポートレート、風景、マクロ、スポーツ、夕景、夜景/夜景ポートレート |
測光方式 | TTL開放測光(多分割測光/中央重点平均測光/スポット測光) |
シャッタースピード | 1/4000〜30秒、バルブ |
ホワイトバランス | オート、プリセット(太陽光、日陰、曇天、白熱灯、蛍光灯、フラッシュ)、色温度、カスタム |
手ブレ補正機能 | ボディ内蔵イメージセンサーシフト方式、シャッタースピード約2.5〜3.5段相当(撮影条件、レンズによって異なる) |
連続撮影 | 光学ファインダー利用時:約2.5コマ/秒、ライブビュー利用時:約2コマ/秒 |
連続撮影可能枚数 | JPEG(Lサイズ/ファイン):枚数制限なし、RAW:4枚、JPEG+RAW:3枚(メモリーカード書き込み速度で異なる) |
記録メディア | メモリースティック デュオ/PRO デュオ/PRO-HG デュオ、コンパクトフラッシュ(TypeI/II)/マイクロドライブ |
電源 | バッテリーパック「NP-FM500H」 |
撮影可能枚数 | 約730枚(光学ファインダー利用時)/450枚(ライブビュー利用時) |
サイズ | 130.8(幅)×98.5(高さ)×74.7(奥行き)ミリ、約582グラム(本体のみ) |
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