ITmedia NEWS >
レビュー
» 2008年04月21日 12時42分 公開

ウォークマンや携帯電話にも:ソニー「BDZ-A70」の進化した“おでかけ機能”を検証する (3/4)

[坪山博貴,ITmedia]

定期的に見る番組は「ワンタッチ転送」と「自動更新」で

 毎日放送されるニュースや連ドラなどを「おでかけ転送」するといった場合に便利なのが「ワンタッチ転送」だ。「ワンタッチ転送」は録画予約時に指定しておけば録画終了後に自動的に「ワンタッチ転送リスト」に登録され、BDZ-A70が電源OFFの状態からでも前面の「ワンタッチ転送」ボタンを押すだけで転送を(正確に言えばBDZ-A70が起動して)行ってくれる。例えば朝起きて歯を磨く前に「ワンタッチ転送」ボタンを押せば、歯を磨き終わった頃には余裕で転送が完了しているといった使い方ができる。

 なお「ワンタッチ転送」は「録画1」ユニットで録画した番組でしか有効にできない。前述のように録画しながら転送用の動画データをエンコードできるのは「録画1」に限られるからだ。この点は、「録画2」の場合でも、例えば録画終了後の空き時間を使ってエンコードを自動実行してくれる機能があるとより便利だと思う。

photophoto 「ワンタッチ転送」は録画予約単位での設定が可能。「高速転送」とは別の意味なので注意が必要だ(左)。ワンタッチ転送リストはメニューから確認できる(右)

 「ワンタッチ転送」をより実用的にしてくれるのが「更新転送」だ。「ワンタッチ転送」時に設定した期限内の録画番組のみが転送先に保存されるように、転送、削除、そして「おかえり転送」も自動で行ってくれる。転送先が一杯になったからといって間違ってデジタル放送の番組を削除してしまい、「おかえり転送」ができなくなるといったトラブルを防ぐこともできる。コピーワンスの制限を意識せずに済むようにしてくれる、非常によく考えられた機能だ。

photo 更新転送の期限は3日/1週間/2週間から選択可能。転送先の容量をさほど気にすることなく「ワンタッチ転送」をフル活用可能にしてくれる

ウォークマンでの番組再生の使い勝手

photo NW-A820のビデオライブラリ画面。番組名も反映されるので見たい番組を探すのも簡単だ。未再生の番組には「NEW」マークが表示されるのも便利

 今回は主に再生機器としてウォークマンNW-A820を利用した。BDZ-A70から転送した番組は、NW-A820で再生できるほかの動画ファイルと同様の扱いになり、操作も特別に意識しなければならない点はない。

 おまかせチャプターにも対応しており、チャプター間の移動も瞬時に行われる。例えばニュース番組ではほぼ的確に内容の区切りに移動してくれるので、通勤中にニュースを早見チェックといった使い方にはかなり便利だ。おまかせチャプターはドラマ番組などでの本編とCMの境目などにも的確にチャプターを設定してくれるので、通勤の限られた時間で本編だけを楽しむといったことが容易に行える。

 動画ファイルの解像度は320×240ピクセルだが、テロップなどの文字情報も十分に読み取れる。同じ番組をワンセグで録画して比較してみたが、ワンセグでは画面内の動きが大きくブロックノイズで破綻してしまうようなシーンでも、BDZ-A70で録画して転送した番組ではほぼ問題なし。全体の解像感もワンセグに勝る印象を受けた。

photo 画面内の小さなテロップを拡大したところ。十分に読み取れる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.