KDDIは4月23日、auのKCP+端末向け音楽管理ソフト「LISMO Port」に不具合があると発表した。不具合はソフトに取り込んだ音楽データの移行と転送にかかわるもので、詳細は以下の通り。
不具合はLISMO Port実装上の問題だという。KDDIはソフトの改修を開始しており、6月初旬に修正ソフトを提供する予定だ。
また、不具合の回避策として、LISMO Portから直接音楽CDを取り込む方法がアナウンスされている。手元に音楽CDがない場合は、以下の方法で音楽データを移行できる。
なお、上記の方法でau MUSIC Port内のデータをLISMO Portに移行すると、「ケータイデータバックアップ」メニューのPERSONAL DATA/PHOTO & MOVIE/E-MAIL EDITER/のデータもau MUSIC Portのものに上書きされてしまう。そのため、LISMO Portでケータイデータバックアップを利用している場合は、LISMO Port上のみに保存されているデータを携帯電話側に待避させておく必要がある。
LISMO Portは、従来のau端末向け音楽管理ツールである「au Music Port」の後継ソフト。ソニー製のSonicStage CPをベースにしており、音楽管理のほか、端末内のデータ管理やバックアップなどが行える。auの携帯電話(KCP+端末)とPC、ソニーのネットジュークやウォークマンといったAV機器との間で音楽の共有ができ、音楽配信サービス「mora for LISMO」で購入した楽曲を携帯電話へ転送することも可能だ。
LISMO Portの対応端末は「W61T」「W61SA」「W61S」「W56T」「W54SA」「W54S」。
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