レビュー
撮影シーンを選ばない万能ズームデジカメ――ニコン「COOLPIX P80」(1/5 ページ)
35ミリ換算27~486ミリ相当の18倍ズームレンズを搭載したニコンのハイエンドコンパクトデジカメが「COOLPIX P80」(以下、P80)。COOLPIXとしては久々の(「COOLPIX 8800」以来かな?)ハイエンド高倍率ズームモデルだ。
COOLPIX Pシリーズはマニュアル系機能を充実させたハイエンドモデルであり、P80は特に一眼レフ風の、というかクラシックなデザインのボディでカメラっぽく仕上げてある。
デジ一眼ふうのオーソドックスな高倍率ズーム
P80のボディは写真で見ると一眼レフっぽくて大きそうだが、このクラス(18倍ズーム機)としては小ぶりで、本体重量が約365グラム。手のひらにごろんと収まる収まる感じである。
レンズは35ミリ換算27~486ミリ相当の18倍ズームで、撮像素子は1/2.3インチの1000万画素CCD。CCDシフト式の手ブレ補正機構を内蔵している。レンズの明るさはF2.8~4.5となかなか。
注目は「ゆがみ補正」機能。27ミリ相当の広角でしかもこのレンズの大きさでなおかつ高倍率ズームとなると、どうしても広角時に樽型収差が出てしまうが、P80は画像処理によって収差を補正している。
よいのは、これをオン/オフできること。好みやシチュエーションに応じて使い分けてやるといい。オンにするとほんのちょっと画角が狭くなるが端っこの直線もシャキッと出る。ただし、デジタルの画像処理がかかるため、細部の描写力が少し落ちる。
どちらで撮るかは好みと被写体次第というわけだ。
撮影最短距離は約1センチ。しかも、それはワイド端ではなく、ちょっとズームした、約58ミリ相当の標準的な扱いやすい焦点距離で最も近寄れる仕様だ。ワイド端でのみ寄れるというデジカメも結構ある中、58ミリ相当でレンズ前1センチというのはすばらしい。ワイド端では約10センチまで寄れる。さらにマクロモード時はマクロ撮影ができるズームレンジのところだけインジケータが緑色になる。これは分かりやすくてよい。
ISO感度はISO64~2000。さらに3メガ相当に落とすことでISO3200と6400という超高感度もセットできる(この場合は画素混合を行って画質低下を防いでいるようだ)。ISO感度設定はオート、高感度オートに次いで「感度制限オート」が用意されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
6
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
7
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
8
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
9
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR