ニコンは8月7日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S60」を9月より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万円前後。
Wave Surface Design(ウェーブサーフェスデザイン)と名付けられたカード型のスタイリッシュなボディに3.5型ワイド(約23万画素)のタッチパネル液晶を搭載。電源とシャッター以外のほぼすべての操作を液晶に触れることで行える。撮影時には触れたところへピントと露出を合わせる「タッチAF/AE」のほか、フレーム内の人物に触れると顔認識が開始される機能も備える。また、付属するタッチペンで撮影画像に文字やイラストを描き込んだり、指先で再生画像の送り/戻しも行える。
顔認識機能のほか、カメラが被写体と状況を判断して撮影シーンモードを自動設定する「おまかせシーンモード」も備える。両機能を複合させることで、ポートレート/夜景ポートレートモード時には、人物ワンタッチズーム」アイコンに触れるだけで最適な位置へズーミングが行われる、笑顔になった瞬間にシャッターが切れる「笑顔自動シャッター」といった機能も利用できる。
撮像素子は1/2.3型有効1000万画素CCDで、レンズには光学5倍(35ミリ換算33〜165ミリ)の“ズームニッコールレンズ”を組み合わせる。屈曲光学系を採用しており、撮影時にレンズが繰り出すことはない。最大4倍のデジタルズームも備えており、光学ズームと組み合わせることで最大35ミリ換算660ミリ相当の望遠撮影も可能だ。
CCDシフト式(動画撮影時は電子式)の手ブレ補正機能も備えており、最高ISO 3200の高感度撮影も行える。本体にはHDMI端子を備えており、ハイビジョンテレビへ音楽付きスライドショー(「HD Pictmotion」)を出力することもできる。
記録メディアはSD/SDHCメモリーカードで、本体内には20Mバイトのメモリも搭載。本体サイズは97.5(幅)×60(高さ)×22(奥行き)ミリ、約145ミリ(本体のみ)。付属バッテリー「EN-EL10」の利用で約140枚の撮影が行える(CIPA規格)。カラーはリッチゴールド、パープリッシュブラック、ワインレッド、ロイヤルピンクの4色を用意する。
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