9月30日に開幕したCEATEC JAPAN 2008もいよいよ10月4日まで。平日はなかなか幕張まで足を運びにくいというひとも、ご安心あれ。最終日の4日は土曜日、しかも天気もまずまずの予報だ。
しかし、「アジア最大級」をうたうだけあって会場の幕張メッセは広く、ブースも3000以上ある。ただやみくもに足を運ぶだけでは疲れるだけだ。効率よく会場をチェックするための、“これを見るべし”なポイントを動画でご紹介。
広大な幕張メッセの1〜8ホール(幕張メッセは全部で11のホールとイベントホール、国際会議場で構成されている)を使うCEATECとはいえ、コンシューマ向け製品の展示は1〜3ホールに集中している。まずはそこを目指そう。
1〜3ホールでまずチェックしたいのは、各家電メーカーの展示ブース。シャープブースには、CEATECの会場で発表された65V型で最薄部2.28センチという厚さを実現したLEDバックライト装備の「AQUOS X」、ソニーブースには最薄部9.9ミリの“世界最薄”液晶テレビ「BRAVIA ZX1」が大々的に展示されている。
話題の技術「超解像」が気になるなら、東芝と日立のブースをチェックしておきたい。東芝ブースには最新「REGZA」で実装された超解像技術に加え、DVDレコーダー「VARDIA」に搭載された超高画質技術「XDE」をそれぞれ従来製品と比較できるかたちで展示している。4日は15時からブースで超解像について麻倉怜士氏が解説するイベントも行われる。日立は参考展示だが、SDとHDが混在した映像でも効果を発揮するデモを行っており、注目だ。
未来を感じる参考展示といえば、東芝の「Cell TV」とソニーの超薄型有機ELディスプレイだ。Cell TVは高速プロセッサー「Cell」を搭載し、超解像や複数のSD映像を同時にリアルタイムエンコードするなどの処理を見ることができる。有機ELテレビは既に「XEL-1」として市販化されているが、超薄型有機ELディスプレイはXEL-1よりさらに薄く、最薄部は0.3ミリだ。
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