アイ・オー・データ機器のブースでは、16:9パネル搭載のフルHD対応液晶ディスプレイや、Mac用の地上デジタルテレビチューナーユニットを展示し、デジタル放送多チャンネル同時録画のデモを行なうなど、ハイビジョン関連の出展が盛んだ。
PC用の液晶ディスプレイで注目は、同社としては初めてフルHD対応/アスペクト比16:9のワイドパネルを採用した2つのモデルだ。地上デジタルテレビチューナーや2系統のHDMI入力を搭載した21.6型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-DTV222XBR」、HDMI入力を備えた21.5型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-MF221XBR」を展示している。いずれも発売時期、価格は未定だが、同社によれば現状の22型ワイドモデルと同程度の価格帯を目指すという。
Mac用の地上デジタルテレビチューナーユニットはUSB接続の「GV-MACTV」を出展。Windows用の地上デジタルテレビチューナー製品と異なり、Macとのマッチングを考慮したホワイトのボディを採用し、視聴・録画ソフトもMac専用のインタフェースを用いている。こちらも発売時期と価格は未定ながら、年内の販売開始を計画しているという。
デジタル放送多チャンネル同時録画のデモは、Core 2 Quad Q6600(2.4GHz)/メモリ4Gバイト搭載のタワー型PCに、同社の地上デジタルテレビチューナー製品を8つ接続することで、地デジの8番組同時録画が可能なシステムを構築できるというもの。
PCに接続された地上デジタルテレビチューナーは、PCI型の「GV-MVP/HX」が3枚、PCI Express型の「GV-MVP/HS」が3枚、USB型の「GV-MBP/HZ」が2台といった構成だ。録画用のストレージには、eSATA/USB 2.0/IEEE1394接続の外付けHDD「RHD4-UXE2.0」を用意。容量は2Tバイトで、地上デジタル放送を約260時間ストリーム録画できる。
なお、同社は「スカパー!HD」の録画用NASやDMM対応のセットトップボックス、iVDR対応のポータブルハイビジョンプレーヤーなども出展し、PC周辺機器の枠を超えたハイビジョン関連製品の豊富なラインアップをアピールしている。
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