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「フラワーロック」と「R35」が手を組んだこんな時代だから(2/2 ページ)

» 2008年10月31日 03時10分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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ロッカーは「セイリング」がお気に入り

 タワーレコード渋谷店で催された発売記念イベントでは、ギタリストのマーティ・フリードマンさんとDJの赤坂泰彦さんが登壇してロックとフラワーロックを熱く語った。

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 マーティさんが懸念しているのは、この20年間で音楽を楽しむ方法が大きく変わったこと。「以前はオーディオなどで音を外に出す聴き方が主流だった。でも今は、ポータブルオーディオで個々に楽しむだけ。ちょっとさみしい」。スピーカーにもなるフラワーロックは、友達や恋人と一緒に音楽を楽しむ「音楽のコミュニケーション」を復活させるきっかけになるという。

photophoto マーティ氏のギターに合わせてフラワーロックが踊るパフォーマンス。「音が止まると、フラワーロックもすぐに止まるところがいい」という(左)。音楽のコミュニケーションが復活することを祈って一筆。「音もだち」(おともだち)と書いてある(右)

 同時に発売される「フラワーロック 2.0〜80's BEST HIT」は、R35という名前こそ付かないものの、30代から40代には懐かしい曲ばかり18曲をそろえた。赤坂氏の「収録された曲の中で3曲選ぶなら?」という問いにマーティさんは、イエスの「ロンリー・ハート」、ビーチ・ボーイズの「ココモ」、クリストファー・クロスの「セイリング」を挙げた。「セイリングはロッカーに嫌われるタイプの曲。でも、好きなものは好き」(同氏)。

 そのほかの収録曲は下表の通り。価格は「フラワーロック2.0」が各6090円、「フラワーロック 2.0〜80's BEST HIT」は1980円。

photo 「フラワーロック 2.0〜80's BEST HIT」
曲名 アーティスト
ロンリー・ハート イエス
サーフサイト・フリーウェイ ヴェイパー・トレイルズ
ココモ ビーチ・ボーイズ
スタンド・バイ・ミー ベン・E.キング
セイリング クリストファー・クロス
ヴィーナス バナナラマ
セルフ・コントロール ローラ・ブラニガン
ラ・バンバ ロス・ロボス
グラマラス・ライフ シーラ・E
ユー・マイト・シンク カーズ
ニュー・ソング ハワード・ジョーンズ
ドント・ディスターブ・ディス・グルーブ システム
リーン・オン・ミー クラブ・ヌーヴォー
シー・ドライヴス・ミー・クレイジー ファイン・ヤング・カニバルズ
ドント・ゲット・ミー・ロング プリテンダーズ
ふたりのイエスタディ ストロベリー・スウィッチブレイド
ホールディング・バック・イヤーズ シンプリー・レッド
アイ・ウォナ・ノウ フォリナー

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