――小山力也さんは声優としても幅広く活躍されていますが、やはりジャック・バウアーのイメージが強いです
そうですね。収録を聞いていると、どうしてもジャック・バウアー風に聞こえたりします。また現場には「24-TWENTY FOUR-」好きの開発担当者やミキサーがいて「これは近い」「これは違う」などといっていたり……。シークレットボイスの中には“それ”っぽく聞こえるセリフもありますので、楽しみにしていてください
編集部注:ちなみに「特殊捜査用わんこ」や「特別捜査用わんこ」といった確信犯的ネーミングのバリエーションも用意されているが、「24-TWENTY FOUR-」と直接の関係はない
今回もカプセル自販機用と一般販売用に各5種類、計10種類をラインアップしました。通常のわんこボイスは共通で5種類ですが、29回目のシークレットボイスだけは10種類すべて異なります。カプセル自販機版は1回300円で2009年1月中に発売します。また一般販売版は580円で1月末には店頭に並ぶ予定です。
――リアルな猫や犬の鳴き声を使った製品は検討していますか?
にゃウンド肉球の発売時には社内でもそうした意見がありましたが、考えていません。というのも、どんなにがんばって作っても、本物の猫や犬以上にかわいくはできないからです。エポック社は玩具メーカーですので、玩具的におもしろくないといけない。今回は普遍的ともいえる肉球の楽しさ、玩具的なおもしろさを訴求していきたいです。
実際、にゃウンド肉球、「めくるめくバナナ」といった「やみつきシリーズ」は、とてもくだらない、なくても誰も困らないものです。
――そうですね
でも、これが会話の発端になります。実際、ネットで評判をみていると、にゃウンド肉球をプレゼントとして使っていただくケースも多い。コミュニケーションツールとして楽しんでもらえればうれしいです。
肉球はネットで話題になったこともあり、ユーザーのリアクションをリサーチとしてblogやSNSを巡回しています。実際、植毛加工もネットで声を拾った結果。黒肉球を追加したのも、くろにゃんこに対して「うちの(黒猫)は肉球も黒いよー」という意見があったからです。触ってみたら、ぜひ感想を書いていただきたいですね。
――ところで、今回は珍しく発表が29(にくきゅう)日ではありませんでした
明日は会社がお休みなので、1日早めました。1カ月遅らせることもできましたが、にゃウンド肉球のほうが既に完売状態ですから、どうせ新製品を発売するなら早いほうがいいだろうと。
編集部注:ちなみに肉球が発売される2009年1月には「24-TWENTY FOUR-」新シーズンのテレビ放送も予定されているが、とくに関係はない。たぶん
今後も29日にWebなどを通じて新しい情報を発信していくつもりです。商品サイトでは小山さんのインタビューなども予定していますので、期待していてください。
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