JVC(日本ビクター)が1月8日に開催したプレスカンファレンスでは、北米市場向けの新製品が多数紹介された(→磁石で壁にはりつきます、ビクターの“世界最軽量”32V型液晶モニター)。ビデオカメラ「Everio」シリーズは、ハイビジョン対応機とスタンダード画質モデルをそれぞれ2シリーズ発表。また昨年の「CEATEC JAPAN 2008」でお披露目した900万画素CMOS搭載のコンセプトモデルもブラッシュアップされた(→コンパクト&スリムが合い言葉? ビクターが縦型Everioを参考展示)。
まずハイビジョン対応機は、HDDとSD/SDHCスロットを両方搭載した「GZ-HD300」(60Gバイト)、「GZ-HD320」(120Gバイト)がメイン。昨年のヒット商品である「GZ-MG330」とほぼ同等のボディーサイズながら、1920×1080ピクセルのフルハイビジョン撮影に対応したもの(MG330はSD対応)で、1/4型300万画素CMOSと光学20倍ズームを搭載する。また、「HD Gigabrid Premium」と呼ばれる新映像エンジンを採用し、顔認識や24Mbpsの高ビットレート撮影にも対応した。撮影した動画をiTunesにエクスポートしたり、YouTubeにアップロードする機能も持つ。
一方、HDDを搭載しない代わりにSD/SDHCカードスロットとデュアル搭載するフルハイビジョンモデルが「GZ-HM200」。300万画素CMOSに光学20倍ズームなどスペック的にはHDD搭載機と同等だ。
2つのカードスロットは本体上面に並んでおり、デュアルスロットならではの使い方ができる。例えば、動画と静止画を別々のカードに撮り分けたり、録画したファイルを相互にダビングが可能。もちろん2枚のカードを1枚として扱い、長時間の連続撮影も行える。
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