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» 2009年04月09日 12時23分 公開

8倍録画対応:新生“Wooo”はすべてHDD内蔵、3シリーズ新登場 (2/3)

[芹澤隆徳,ITmedia]

8倍の長時間録画やオートチャプターに対応

 全モデルに共通する録画機能は、内蔵HDDと「iVポケット」の2本立てとなり、カセットHDD「iVDR-S」はブリッジメディアとしての色を濃くした一方、アクトビラのダウンロードコンテンツをダビングできるなど、アーカイブ用途にも活用の幅を広げている。

 また、加ViXS SystemsのH.264トランスコーダー「XCode HD」が新型となり、ハイビジョン解像度で最大8倍(BSデジタル比)の長時間録画が可能になった。新しい「TSX8モード」は、1440×1080ピクセルの解像度で平均ビットレートが約3Mbps。内蔵の250GバイトHDDなら、約200時間の録画が可能になる。

photophoto L37-XP03を2台並べて「XCode HD」をデモ。左側の画面がTZX8モードで、右のTSX4モード(4倍)と比べてもあまり差は感じない

 録画に関連する機能は大幅に強化された。番組検索では、キーワードや番組ジャンルによる検索をサポート。さらにオートチャプターにも対応するなど、単体レコーダーのトレンドを多く取り込んでいる。オートチャプターは、独自のシーン解析アルゴリズムを用いてチャプターを設定するもので、単純にCMと本編の切れ目にチャプターを設けるだけではなく、音楽番組の楽曲頭出しなどが行える「いいとこジャンプ」、スポーツ中継などのハイライトシーンを探すときに便利な「みどころシーンサーチ」といったアプリケーションも備えている。

 ユーザーインタフェースも大きく変化した。従来の「録画番組」は「見る」に変わり、録画済み番組に加えてアクトビラでダウンロードしたコンテンツ、SDカードから取り込んだJPEG画像、カムコーダーのAVCHD動画などもサムネイル画像付きで一覧表示できる。

photo タブで整理された「見る」画面。リモコンのボタンも従来の「録画番組」から「見る」に変わった

充実したネットワーク機能

 録画機能を持つWoooシリーズは、DLNAのクライアント機能(プレーヤー)とサーバ機能を併せ持つユニークなテレビだ。DLNA/DTCP-IPに対応したレコーダーからネットワーク経由でデジタル放送の録画番組を再生できるほか、Wooo自体がサーバになってほかの部屋にあるPCやテレビから録画番組を見ることもできる。PCをサーバにした場合、画像のスライドショー再生やMP3音楽の再生も可能だ。

 新製品では、新たにレコーダーでAVC録画した動画の再生をサポート。逆に新しいXCode HDでH.264トランスコードを行った番組を送り出すこともできるが、再生できるのは、今回の新製品と「UT770シリーズ」に限られるという(動作保証機種)。また、サーバとして映像を配信しているときでも、放送の視聴やほかの録画番組の再生は行えるが、配信中にほかのDLNAサーバにアクセスしてコンテンツを再生することはできなくなった。

 「テレビ版Yahoo!JAPAN」への対応も新しい。リモコンの「ネット」ボタンを押すと、同社の「Wooo Net」に接続し、トップメニューからYahoo!や動画や静止画付きのメールをテレビの画面で受信できる独自サービス「ビデオdeメール」などにアクセスできる。

photophoto 「テレビ版Yahoo!JAPAN」の画面。検索時の文字入力は、リモコンの数字キーを使った携帯電話タイプ

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