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新生“Wooo”はすべてHDD内蔵、3シリーズ新登場8倍録画対応(3/3 ページ)

» 2009年04月09日 12時23分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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この木、なんの木、エコの木

 パイオニアや東芝が先行した自動画質調整機能を取り込んだのが、「インテリジェント・オート高画質」。部屋の明るさやシーンの明るさ、視聴番組のジャンルなどをもとに、バックライトの明るさや映像設定(色温度やコントラスト)を自動的に調整する。

 手間なく最適な画質が得られ、消費電力も抑えるという基本コンセプトは先行した2社と同じ。ただし後発ならではの付加価値として、Woooシリーズはテレビの前面にカラーセンサーを標準装備しており、電球/蛍光灯といった照明の種類を事前に設定する必要がない。

 さらにテレビCMでおなじみの「日立の木」を模した「エコ効果メーター」を画面上に表示。“省エネ度”を直感的に把握できるようにした。エコ効果メーターは、映像モード「スーパー」を常用した場合と比較して現在の“エコ度”を算出するというもので、エコ度が高いほど日立の木が緑色になる。

photophoto インテリジェント・オート高画質のデモと「エコ効果メーター」。エコ度が高いほど日立の木が緑色になる

 各シリーズの概要は以下の通り。

プラズマ03シリーズ

photo 「P50-XP03」

パナソニックから表面ガラス部分の供給を受けて開発したという「ダイナミックブラックパネル」を採用した新しいプラズマテレビシリーズ。上位3モデルはコントラスト比4万:1、apdc方式の動画解像度が上限の1080TV本というスペックで、42V型のWXGAモデル「P42HP03」のみコントラスト比が2万5000:1、動画解像度720本となる。

型番 P50-XP03 P46-XP03 P42-XP03 P42-HP03
画面サイズ/解像度 50V型/フルHD 46V型/フルHD 42V型/フルHD 42V型/1024×768
チューナー 地上デジタル/BSデジタル/CS110度デジタル×2
内蔵HDD/iVポケット 250Gバイト/○
HDMI入力 4
実売想定価格 42万円前後 37万円前後 32万円前後 24万円前後
発売時期 5月中旬

UT800シリーズ

photo 「UT47-XP800/W」

レイアウトフリーのUTシリーズは、基本コンセプトをそのままに新開発の倍速IPS αパネルを搭載。そのデザインを生かし、テーブルトップや壁掛け、壁寄せ、フロアスタンドなどさまざまな設置スタイルを提案する。さらに今回は壁掛けスタイルのバリエーションとして、ピクチャーレールを利用して設置できる専用取り付け金具をオプション設定した。本体カラーは、クリスタルブラックとホワイトムスクの2色から選択できる。

型番 UT47-XP800B/W UT42-XP800B/W UT37-XP800B/W UT32-XP800B/W
画面サイズ/解像度 47V型/フルHD 42V型/フルHD 37V型/フルHD 32V型/フルHD
チューナー 地上デジタル/BSデジタル/CS110度デジタル×2
倍速駆動
内蔵HDD/iVポケット 250Gバイト/○
HDMI入力 ディスプレイに1、別体チューナーに3
実売想定価格 42万円前後 37万円前後 32万円前後 24万円前後
発売時期 5月上旬

液晶03シリーズ

photo 「L42-XP03」

同じく新開発の倍速IPS αパネルを搭載した液晶テレビ。32V型の「L32-WP03」のみWXGA解像度となるが、倍速駆動はサポートした。ベーシックモデルながら、iVポケットや内蔵HDD、自動画質調整機能などの新フィーチャーを網羅した高機能な“録画テレビ”だ。

型番 L42-XP03 L37-XP03 L32-WP03
画面サイズ/解像度 42V型/フルHD 37V型/フルHD 32V型/1366×768
チューナー 地上デジタル/BSデジタル/CS110度デジタル×2
倍速駆動
内蔵HDD/iVポケット 250Gバイト/○
HDMI入力 3
実売想定価格 32万円前後 24万円前後 20万円前後
発売時期 4月下旬

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