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音にもファッションにもコダワリのイヤフォン、Shure「SE115」

» 2009年05月11日 13時42分 公開
[ITmedia]

 ヒビノインターサウンドは、カナル型イヤフォン「SE115」を6月12日より販売開始する。価格はオープンだが、実売想定価格は1万円前後の見込み。

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photophotophoto 「SE115」

 新製品は同社既存製品「SE102」と同様、ダイナミック型ドライバを搭載するカナル型イヤフォン。新型ドライバ「第2世代ダイナミックマイクロスピーカー」を搭載することで、豊かな低音と暖かみのある音質を実現したという。

 同社製イヤフォンといえばバランスド・アーマチェア型の印象が強いが、新製品はダイナミック型のドライバを搭載する。バランスド・アーマチェア型は構造的に中域の反応に優れるが、低域の押し出しが弱くなるため、「SE530」などはドライバユニットを複数搭載することでこの弱点をカバーしているが、それではコストアップを招いてしまう。

 新製品はダイナミック型ドライバを採用することで重厚な低音を獲得した。バランスド・アーマチェア型の優位点を知るがゆえに試行錯誤したというが、「1万円前後という価格帯ではダイナミック型ドライバを採用する方がよい結果が得られると判断した」(同社)。

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 また、ドライバは独自の技術によって小型化が進められており、ノズル径も同社上位機種と同等の細さとなっており、「ソフト・フォーム・イヤパッド」と組み合わせることで、優れた遮音性と装着感を実現する「アクティブ式ノイズキャンセリングヘッドフォンを上回る遮音性も実現できた」(Shure Asia Limited ディレクター ウィリアム・チャン氏)という。

photo Shure Asia Limited ディレクター ウィリアム・チャン氏

 カラーバリエーションは「ブルー×ブラック」「レッド×ブラック」「ピンク×ブラック」「ブラック」の4色展開で、パッケージには3サイズのイヤーピースなどが付属する。「Shureは80年以上の歴史を持ち、ラボも所有してるが、開発現場はいつもステージ上。そこが他社と決定的に異なる。SE115は音質にこだわる人はもちろん、4色展開することで、ファッションに敏感なユーザーにも訴求したい」(チャン氏)

※初出時、内容に一部不正確な記述がありましたので、該当部分を訂正させていただきました。

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