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ニコン、動画撮影対応のDXフォーマット最上位機「D300S」

» 2009年07月30日 14時25分 公開
[ITmedia]
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 ニコンは7月30日、デジタル一眼レフカメラ「D300S」を8月28日より販売開始すると発表した。価格はオープン。実売想定価格はボディのみが22万円前後、「AF-S DX NIKKOR 16-85mm f3.5-5.6G ED VR」とのレンズキットが29万円前後、「AF-S DX NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G ED VR II」とのレンズキットが30万円前後。

AF-S DX NIKKOR 16-85mm f3.5-5.6G ED VRを組み合わせた「D300S」

 2007年8月に発表された「D300」の後継に位置し、APS-Cサイズ相当の「ニコンDXフォーマット」(23.6×15.8ミリ)を採用した製品としては最上位機種となる。画素数は有効1230万画素。

 51点測距AFシステムや約0.13秒の高速起動、視野率約100%/約0.94倍の高倍率ファインダーなどの基本性能はD300譲りで、連写性能が最大約7コマ/秒に引き上げられた(EN-EL3e使用時。D300は同条件で最大約6コマ/秒)ほか、D90にも搭載されている動画撮影機能「Dムービー」を搭載した。Dムービー利用の際にはコントラストAFが利用できるほか、外部ステレオマイクにも対応。本体内に動画の始点と終点を指定できる簡易編集機能も搭載している。

 記録メディアはD300のコンパクトフラッシュ(Type I/II) のみから、コンパクトフラッシュ/SDメモリーカードスロットのダブルスロットへと変更された。主スロットから順次記録する「順次記録」、2つのスロットへ同時記録する「バックアップ記録」、JPEGとRAWを分けて記録する「RAW+JPEG分割記録」などさまざまな保存方法を選択できる。

 「アクティブD-ライティング」は3段階から5段階調整となり、よりきめ細やかな設定が行える。また、ブラケティング機能によって、異なる効果の画像を複数撮影し、任意の画像のみを保存することも可能だ。

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