三洋電機は1月27日、デジタルビデオカメラ“Xacti”の新製品としてフルハイビジョン動画と1400万画素静止画撮影に対応した「DMX-CG110」を2月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は5万円前後。
グリップスタイルのボディに1/2.33型 1440万画素CMOSセンサーを搭載し、1920×1080ピクセルのフルHD動画と、4352×3264ピクセル(14メガ)の静止画撮影が行える。静止画撮影時の有効画素数は約1430万画素だが、画素補完によって16メガ相当(4640×3480ピクセル)の撮影も可能だ。
レンズには光学5倍ズームレンズを組み合わせており、焦点距離は静止画撮影時で38〜190ミリ(35ミリ換算)。動画撮影時には、40〜240ミリと80〜480ミリ(いずれも35ミリ換算)のズーム領域をボタンひとつで切り替えることで40ミリ〜480ミリの12倍ズーム相当とする「ダブルレンジズーム」機能を備えた。
動画/静止画のいずれの撮影時でも手ブレ補正と顔検出機能が利用できるほか、静止画撮影時のみとなるが被写体の色をもとに追尾AFも利用できる。動画の記録形式はMPEG-4 AVC/H.264(拡張子.MP4)で、本体に16Gバイトのメモリを搭載するほか、SD/SDHC/SDXCの各メモリカードにも対応する。Eye-Fi連動機能も備える。インタフェースにはHDMI/コンポジット、USBなどを備えており、PCレスでUSB接続のHDDへ直接撮影画像/動画を保存することもできる。
付属バッテリー「DB-L80」利用時には、静止画190枚(CIPA規格)、約30分の動画実撮影が行える。液晶モニターのサイズは2.7型(約23万画素)で、本体サイズは85.7(幅)×110.3(高さ)×37.4(奥行き)ミリ、約159グラム(本体のみ)。
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