カシオ計算機は2月10日、コンパクトデジタルカメラ“EXILIM”の新製品「EXILIM EX-Z2000」を2月26日より順次販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万7000円前後。
スタンダードモデルを意味する「Z」シリーズの製品だが、既存製品とは異なる“スリム&スピーディー”がコンセプトの新デザインを採用。新デザインは新鮮味はもちろんのころ、手にした際の美しさも意識したという。
撮像素子は1/2.3型 有効1410万画素CCDで、画像処理速度を既存「EXILIMエンジン4.0」より1.3倍に高めた新開発の画像処理エンジン「EXILIMエンジン5.0」を組み合わせる。新搭載されたフルオート撮影機能「プレミアムオート」は、シーン認識や顔検出、被写体の位置などカメラが自動検出して、さまざまな撮影パラメーターを最適化する。画像をピクセル単位で解析し、人物と背景で異なる補正を行うなど、デジタル的な補正も同時に行われ、フルオート撮影の快適さを高めている。
そのほかの撮影機能としては、既存シリーズ製品と同様に「人物メイクアップ」「風景メイクアップ」を備え、シーンモード「ベストショット」には40種類のモードを用意する。レンズは35ミリ換算26〜130ミリの光学5倍ズームレンズで、CCDシフト式の手ブレ補正機能も備える。最大1280×768ピクセルのハイビジョン動画撮影機能も搭載する。
背面液晶は3型(46万画素、960×480ピクセル)。本体サイズは100.5(幅)×58.5×19.8(奥行き)ミリ、約122グラム(本体のみ)。
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