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パナソニック、“3D VIERA”に58V型、65V型を追加さらに大画面

» 2010年04月28日 17時26分 公開
[ITmedia]
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 パナソニックは4月28日、フルHD 3D対応のプラズマテレビ“VIERA”VT2シリーズに、58V型と65V型を追加すると発表した。価格はオープン。店頭では、58V型の「TH-P58VT2」が57万円前後、65V型の「TH-P65VT2」が70万円前後になる見込みだ。いずれも5月28日に発売する。

photo “VIERA”VT2シリーズの58V型と65V型

 フレームシーケンシャル方式を採用した3Dテレビの新製品。先日発売された50V型、54V型に続き、より大きな画面のモデルをラインアップに加えた。プラズマパネルは、予備放電レス発光を実現した「ネオ・ブラックパネル」。1画面内で同時に表示できるネイティブコントラストで、業界最高水準の500万:1を実現。さらに、明所コントラストでも2D対応の従来機比で約2倍に高めた。(→3Dテレビの“鉄則” プラズマテレビ編)。

photo 3Dグラス

 フレームシーケンシャル方式は、左右の目に入る映像を交互に表示し(120Hz駆動)、「3Dグラス」とよばれるアクティブシャッターメガネを赤外線で同期させて視差による立体感を得る仕組み。同社製Blu-ray Discレコーダー“DIGA”「DMR-BWT3000」などと組み合わせれば、今後発売されるBlu-ray 3Dソフトを3Dで視聴できるほか、夏には「スカパー!HD」などの有料放送やネットワーク動画配信サービスでも3D対応コンテンツが提供される見通しになっている。製品には3Dグラスが1つ付属するほか、別売のオプションで追加することも可能だ。

 このほか、HDMI CECを利用して接続機器の状態に合わせた節電を行う「エコナビ」、目的別のアイコンで各機能へのアクセスを容易にした「らくらくアイコン」、視聴環境をセンサーで検知し、明るさや黒レベルなどを映像シーンごとに調整する自動画質調整機能なども搭載している。また、DLNAの「お部屋ジャンプリンク」、動画配信サービス「アクトビラ ビデオ・フル」や「YouTube」再生などネットワーク関連機能も充実。オプションのWebカメラ「TY-CC10W」を接続すれば、「Skype」によるビデオ通話も利用できる。

 主な仕様は下表の通り。

型番 TH-P65VT2 TH-P58VT2
画面サイズ(解像度) 65V型(フルHD) 58V型(フルHD)
入出力端子 HDMI×4、D4×1、コンポジット×3、S端子×1、D-sub15ピン。光デジタル音声など
外形寸法(スタンドあり) 1580×1019×415ミリ 1430×935×387ミリ
重量 約54.5キログラム 約43キログラム
発売日 5月28日

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