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» 2010年07月29日 18時58分 公開

復活の“RD”、「REGZAブルーレイ」詳報(2/3 ページ)

[芹澤隆徳,ITmedia]

RDならではの機能は健在

 RDシリーズは、以前から編集機能が充実したレコーダーとして知られていたが、REGZAブルーレイになってもその部分は変わらない。例えば、DR(従来のTS)/AVC(従来のTSE)と録画モードの呼び方こそ変わったが、どちらでもフレーム単位の編集やプレイリストの作成が可能。スカパー!HDなどのコピーワンスタイトルでもプレイリストを作成してBDにダビングできる。

 BDサポートとともにAVCRECに対応したほか、従来のHD Recで録画したDVDメディアの再生機能もソフトウェアアップデートで提供されるという。

photophoto 「編集ナビ」からプレイリスト編集が可能(左)。「見るナビ」のチャプター一覧(右)

 新開発のトランスコーダーは、フルHD解像度による最大12倍録画をサポート。2層BD(50Gバイト)を使えば、最長約53時間ぶんの番組を保存できる。トランスコーダーは1系統のため、W録時に両方とも長時間モードで記録することはできないが、代わりにレート変換ダビングが2倍速となった(1時間番組なら30分で変換できる)。例えばDRモードで録画した番組をHDD内でレート変換ダビングし、画質をチェックしてからBDにアーカイブするといった使い方が容易になる。

photophoto

 ネットワーク関連の機能も充実している。まず、RD型番のモデルに関してはすべてスカパー!HD録画をサポート。チューナー側の操作により、REGZAブルーレイにネットワーク経由で録画が行える。

 DLNAサーバ機能「ネットdeサーバーHD」では、録画したハイビジョン番組をネットワーク経由で別室のREGZAで視聴できる。また、同時にリリースされたREGZA「X2」「XE2」「ZG1」シリーズはテレビ側にMPEG4 AVCのデコーダーを搭載しているため、ネットワーク経由でスカパー!HD録画番組の再生が行える。

RDユーザーのフォローも

 過去のRDシリーズから番組を移し、BDに保存する手段は複数用意された。まずはi.LINK端子。RD-X10およびRD-BZ800/700の3機種にはi.LINK端子を搭載し、「RD間i.LINKダビングHD」をサポート。等速ながらそのままの画質でダビングやムーブが行える。「随分お待たせしたので、これをやらなければユーザーに怒られてしまいます」

 RD-X9やRD-S1004Kなどの「ネットdeダビングHD」対応機と組み合わせた場合は、LANケーブルを介してダビングが可能。また、新型同士の組み合わせに限られるものの、LAN経由でAVCタイトルのダビングも可能になる。

 また重要なアップデートとして、リモコンコードが5つに増えたことを挙げておきたい。以前からRDユーザーは複数台を併用する傾向があることが指摘されているが、前述のユーザーアンケートでは最大で40台以上のRDを所有しているケースもあったという。同時に複数台のレコーダーを利用する際、リモコンコードを異なる設定にしないと誤動作の原因になってしまう。「今回から5台まで積み上げられるようになりました」(同社)。

XDEに超解像処理をプラス

 三次元DNRや適用型エッジエンハンスメントなどの処理を総合的に制御する画像処理技術「XDE」(eXtended Detail Enhancement)は、今回から超解像技術をプラスして「レゾリューションプラスXDE」となった。再構成型超解像処理のプリプロセス(事前処理)として3次元DNRやアップスケーリングを行い、超解像処理後にIP変換などを加える、まさに合わせ技。DVDソフトや長時間モードで録画した番組の精細感も向上させるという。

 レゾリューションプラスXDEは、HDMIもしくはD端子で出力する際に有効。なお、レゾリューションプラス搭載のREGZAとHDMI接続した場合は、自動識別により設定を変更し、双方の処理が互いに影響しないように調整する仕組みになっている。

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