ソニーは8月4日、液晶テレビ「BRAVIA」専用のネットワークサービス「ブラビアネットチャンネル」にベルリン・フィルのオンラインサービス「デジタル・コンサートホール」を追加した。
ベルリン・フィルの定期演奏会がハイビジョン画質で楽しめるビデオ・オン・デマンドサービス。2008年8月以降に行った演奏会の約60タイトルをラインアップしており、今後も順次追加される予定だ。ベルリン・フィルの演奏会はネット配信しか許諾されておらず、放送やDVDでは視聴できない。
同サービスは、既にPC向けの動画配信が行われており、基本的には同じコンテンツをBRAVIAでも視聴できる。テレビ版は720pのハイビジョン画質(ビットレートは2.5Mbps、音声はAAC 320kbps)とスタンダード画質(同じく1.5Mbps、AAC 192kbps)の2種類が用意され、ネットワークの帯域幅によって自動選択される。
料金は年間パスが149ユーロ、月間パスが29ユーロ、1日パスで9.9ユーロ。PC版の会員は追加料金なしでブラビア版も視聴できる。なお、登録にはソニーの顧客登録システム「ESSENTIALS」への登録およびサービスプロバイダーへの登録をPCから行う必要がある。
サービスを利用できるブラビアは、「LX900」「HX900」「HX800」「NX800」「HX700」「EX700」「EX500」「EX300」シリーズの各モデル。
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