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ソニー、3D/7.1ch対応マルチチャンネルアンプ2機種を発売

» 2010年08月25日 14時23分 公開
[ITmedia]

 ソニーは8月25日、3D対応のマルチチャンネルインテグレートアンプ「TA-DA5600ES」「TA-DA3600ES」を10月21日に発売すると発表した。スピーカーの再配置技術「スピーカーリロケーション with A.P.M.」を搭載し、容易にサラウンド音場を構築できるようにした。希望小売価格(税込み)は、TA-DA5600ESが27万3000円、TA-DA3600ESが13万6500円。

photophoto 「TA-DA5600ES」(左)、「TA-DA3600ES」

 「スピーカーリロケーション with A.P.M.」は従来の「アドバンストD.C.A.C.」を進化させ、実際のスピーカー環境を基に高精度なデジタル演算を行い、ファントム定位を利用して理想的なサラウンドの音源位置・角度を再配置するもの。フロントL/R、サラウンドL/Rの最低4chスピーカー環境で利用できる。スピーカーの位置や角度は、5.1chや7.1chで収録された映画コンテンツに適する「タイプA」、音楽・ライブコンサートなどに適する「タイプB」から選択可能だ。

photo 「スピーカーリロケーション with A.P.M.」

 映画館の臨場感を再現する技術「HD-D.C.S.(HDデジタル・シネマ・サウンド)スタンダード」を進化させ、7.1ch環境でフロントハイスピーカーを使用して高さ方向の音場を拡張する「HD-D.C.S. フロントハイ」モードを追加した。

 3D、ARC、パススルーに対応するHDMIは、TA-DA5600ESが入力6系統/出力2系統、DA3600ESが入力4系統/出力1系統を備える。

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