JEITA(社団法人 電子情報技術産業協会)が発表した「2010年9月地上デジタルテレビ放送受信機器国内出荷実績」によると、1〜9月までの薄型テレビ出荷台数は1451万8000台となり、過去最高だった昨年の年間出荷総数(1357万9000台)を上回った。
9月単月では218万5000台で、昨年12月、今年3月に続き3度目となる2000万の大台に乗せた。エコポイント制度の変更による駆け込み需要が起きた3月の反動で一時出荷台数は低迷したが、9月になって需要回復が鮮明となった。12月以降は付与されるエコポイントが半減するため、10〜11月はさらに出荷台数が伸びるとみられる。
サイズ別では、29型以下が67万3000台(前年比186.2%)、30〜36型が83万2000台(同228.8%)、37型以上が68万台(同163.5%)だった。4月から統計を取り始めた3Dテレビ(3Dレディーも含む)の累計出荷台数は13万1000台で、薄型テレビ全体に占める割合は1.34%、37型以上に限定すると4.12%となった。
9月のBDレコーダーは40万9000台(同175.5%)、BDプレーヤーは2万6000台(同194.1%)で、いずれも好調な売れ行きを示している。
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