パナソニックは3月9日、昨年6月に開始したケーブルテレビ事業者向けサービスプラットフォーム「CATVユニバーサルポータル」を4月よりホスティングサーバー方式で提供すると発表した。クラウド型サービスにすることで初期投資コストや運用コストを低減し、中小規模のCATV業者の独自ポータルサイト構築を促進する。
同サービスでは、視聴者が最初に観るTOPポータルなど数種類のテンプレートを提供し、それ以外のコンテンツについてはコンテンツプロバイダに制作を依頼するか、CATV業者が独自に構築することになる。同社はコンテンツプロバイダからパートナーを募り、CATV業者への橋渡しも行う。また、独自制作を支援するオーサリングツールの提供も予定している。
想定されるポータルサービスは、EPG番組表よりもリッチなインタフェースを持つ番組紹介ページや、高齢者の見守り支援といった地域密着型サービス、特集チラシや冊子など印刷物の電子化、IPストリーミング機能を利用した独自のVOD配信など。スマートフォンをリモコンとして利用するアプリケーションも制作可能だ。
対応するSTBは、発売済みの「TZ-BDW900M/F/P」「TZ-HDW600M/F/P」「TZ-LS300F/P」「TZ-LS200P」および発売予定の「TZ-BDT910M/F/P」。
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