カシオ計算機は3月29日、独自技術の“レーザー&LEDハイブリッド光源”を採用したDLPプロジェクター「XJ-H1650」および「XJ-H1600」を7月に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、店頭での価格はXJ-H1650が23万円、XJ-H1600が21万円になる見込みだ。
“レーザー&LEDハイブリッド光源”は、レーザー、LEDおよび蛍光体を組み合わせた同社の独自技術で、約2万時間という長い光源寿命が特長。また、環境にやさしい水銀フリーのランプを用いて、輝度3500ルーメンを実現している。
3D映像にも対応し、3D変換ソフトなどで作成したデータをフレームシーケンシャル方式で投影できる。視聴には別売りの3D視聴用眼鏡「3D Glasses for CASIO Projector(3Dグラス フォー カシオ プロジェクター)」が必要。
さらに、XJ-H1650はスマートフォンやPCとの無線LAN通信に対応しており、ワイヤレスでプレゼンテーションなどが可能だ。そのほか、同梱(どうこん)されるPC用ソフトを使ってPDFや静止画、動画といったデータを事前に変換、市販のUSB2.0接続のメモリースティックに入れておけば、PCを介さずに直接投影できる。
そのほか、10ワットのモノラルスピーカーを内蔵し、インタフェースはHDMI、Sビデオ、D-Subなど多数をサポート。投影可能サイズは27〜300型。表示解像度は1024×768ピクセルで最大圧縮表示は1600×1200ピクセルとなっている。サイズは400(幅)×106(高さ)×323(奥行き)ミリ、重量は7.1キロ。
また、“レーザー&LEDハイブリッド光源”を搭載した短焦点モデル2機種とスタンダードモデル8機種も5月末から順次発売する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR