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ティアック、96kHz/24bit対応のリニアPCMレコーダー「DR-100MKII」を発売ハイエンドモデル

» 2011年11月15日 22時05分 公開
[ITmedia]
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 ティアックは11月15日、TASCAMブランドの新製品として、リニアPCMレコーダー「DR-100MKII」を発表した。ハンディレコーダー製品のハイエンドモデルとして、11月下旬に発売する予定だ。価格はオープンプライスで、店頭では4万円前後になる見込み。

Photo 「DR-100MKII」

 44.1k/48k/96kHz、16/24bitのリニアCPM(WAV形式)録音に対応するハンディレコーダー。従来機「DR-100」を踏襲した充実のハードウェア構成が特長で、例えば本体左右にはボディーの厚さと同じサイズのインプットボリュームをダイヤルを配置。左右独立してきめ細かい調整が可能になっている。

 単一指向性のステレオコンデンサーマイクに加え、会議録音などに便利な全指向性ステレオマイクを装備。ディスクリートパーツを採用したマイクアンプを搭載することで、従来機よりS/Nを改善。全体ではS/N比92dB、歪率0.01%以下を実現したという。外部入力にはアンバランスライン入力に加え、ロック付きのXLR入力端子を備えており、+4dBuラインレベル入力に対応する。

 録音ファイルフォーマットは上記のWAV、またはMP3。MP3による録音は、32k〜320kbpsをサポートしている。録音メディアにはSD/SDHCメモリーカードを採用した(2GバイトのSDメモリーカード付属)。

 電源は、付属の専用リチウムイオン充電池のほかに単三形乾電池の利用が可能。本体サイズは80(幅)×153(高さ)×35(奥行き)ミリで、電池を含まない本体重量は290グラムとなっている。ソフトケースやウインドスクリーンなどが付属する。

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