ITmedia NEWS >

ヤマハ、小型ホームシアターパッケージ「YHT-S401/S351」を強化するオプションスピーカーデザインぴったり

» 2012年04月16日 13時35分 公開
[ITmedia]

 ヤマハは4月16日、ホームシアター向けの小型センタースピーカー「NS-C705」およびスピーカーパッケージ「NS-PB40」を発表した。既発売のホームシアターパッケージ「YHT-S401」および「YHT-S351」の5.1ch拡張機能に対応するオプションスピーカー。いずれもオープンプライスで、4月下旬に発売する。

既発売のホームシアターパッケージ「YHT-S401」(左)と「YHT-S351」(右)

 NS-C705は、「YHT-S351」に付属しているフロントスピーカーと同等の製品を単体で販売するもの。2つのキューブが連なったような“ツインキュービックスタイル”を採用したコンパクトなデザインで、付属のブラケットを付け替えるだけで縦置き/横置きの両方に対応できる。これをセンターに使用することで、デザインと音質の両面で統一感のあるシステムが完成する。

「NS-C705」

 密閉型のキャビネットに5.5センチウーファー2本と2.5センチバランスドームツィーターを組み合わせた2Way3ユニット構成。「シアター再生の質を左右するセリフやボーカルをより力強く、リアリティー豊かに再生する」(同社)という。

 外形寸法は190(幅)×111(高さ)×105(奥行き)で、重量は0.92グラム。3メートルのスピーカーケーブルとスタンド、滑り止めパッド、ネジが付属する。実売想定価格は8800円前後だ。

「NS-PB40」は2本1組

 一方のNS-PB40は、「YHT-S401/S351」にマッチする光沢ブラック仕上げのサラウンドスピーカーだ。7センチ径フルレンジユニットは、YHT-S401のサウンドバー部分に使用されているものと共通のため、やはり音質とデザインの両方で統一感のあるシステムが構築できる。

 本体サイズは、112(幅)×116(奥行き)×176(高さ)ミリとコンパクト設計。壁掛け設置にも対応するほか、別売スタンド「SPS-90」(1万5750円/2台1組)で床置きも可能になっている。なお、製品には10メートルのスピーカーケーブル2本と滑り止めパッドが同梱(どうこん)される。実売想定価格は、2本1組で7600円前後となっている。

 ヤマハでは、オプションスピーカーの発売に合わせてYHT-S401/S351向けに新しいファームウェアを公開する予定だ。主な変更項目は、センタースピーカー用イコライザーおよびレベル設定変更(YHT-S351)、およびサラウンドスピーカー用レベル設定変更(両モデル共通)。詳細は同社サイトに掲載されている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.