ムジカアコースティックのブースで注目したのが、木製フランジを採用するミドルクラスのヘッドフォン「JUBILATE」だ。こちらの日本国内向け限定カラーバージョンが発売予定になっている。しかも4色×各5台のみという、超レアな展開を予定しているというから興味深い。
もともと、この「JUBILATE」は、抑揚感に富んだ量感あるサウンドを聴かせてくれる、コストパフォーマンスに優れた製品なので、さらに限定モデルとなると、とても気になってしまう。なかなかに魅力ある製品だ。
グラミー賞の最優秀ラップ・アルバム/最優秀ラップソングを受賞したHIPHOPアーティスト、Chris Ludacris氏が全面的なコーディネートを行っている「SOUL by Ludacris」から、Bluetooth対応イヤフォンの登場がアナウンスされた。
ユニークなのは、耳かけフックやノーマルケーブルも付属していること。Bluetoothを使うか使わないか、耳かけフックが必要か否か、シチュエーションによってさまざまな使い方ができるのだ。これは面白い。残念ながら試聴はできなかったが、大いに興味をひかれる製品だ。
フランスのメーカー、Parrot(パロット)のノイズキャンセリングヘッドフォンも出品されていた。こちらのユニークな点は、スマートフォンとのペアリングにNFCテクノロジー(新規格の近接無線通信技術)を採用していること、そしてハウジングがタッチセンサー内蔵のコントローラーになっていることだ。
上下で音量、左右で曲送り、タップで通話コントロールと、操作内容はオーソドックスだが、スイッチ類が一切ない場所なのにもかかわらず、触っているだけでサウンドコントロールできるのは何とも楽しい。演出の勝利だろう。
あまたの新製品が並ぶミックスウェーブのブースで興味を引かれたのが、イヤフォン用の高級リケーブル「Oslo II」だ。
ゼンハイザーIE8用、UE 10pro用、シュア用などが参考出品されていたこちらの製品、ケーブルに銀線を採用するなど、かなりゴージャスな作りになっている。その分予想価格も5万5000円前後と超弩級となるが、サウンドを聴くかぎり、銀線からイメージされる高域のクセはいっさいなく、ただひたすら格段にダイレクト感の高いサウンドを味合わせてくれた。
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