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Class Dアンプ搭載で基礎体力アップ、パイオニア「SC-LX56」「SC-2022」登場MHL対応も(2/2 ページ)

» 2012年06月13日 14時33分 公開
[ITmedia]
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WAV/FLACの192kHz/24bitファイルも再生可能

 昨年からのトレンドといえるネットワーク機能も充実。両機ともアップルの「AirPlay」をサポートするほか、DLNA1.5対応のネットワークオーディオ機能やネットラジオ対応「vTuner」を搭載している。両機とも192kHz/24bitのWAVおよびFLACのファイルを再生可能。もちろん、iOS/Android向けのリモコンアプリ「iControlAV2012」やWindows/iPad向けの設定/取説アプリ「AVナビゲーター2012」「AVNavigator for iPad」にも対応した。

192kHz/24bitのWAVおよびFLACのファイルを再生可能。HDMIのスタンバイスイッチングにも対応した

 HDMI端子は、スタンバイスイッチングをサポート。AVアンプが電源オフの状態でもHDMI入力の切り替えが可能だ。さらに将来のシステムアップデートに備え、HDMI入力は4Kコンテンツのパススルーに対応している。

 もう1つ新しいのは、SC-LX56のフロントHDMI端子がMHLをサポートしたこと。対応するAndroidデバイスを1本のケーブルで接続し、フルHD映像とマルチチャンネル音声(1080p/7.1ch)を伝送しながら端末の充電も可能だ。またCEC互換のコントロール機能も用意されているため、AVアンプのリモコンでAndroid端末を操作できる。

SC-LX56は、4Kパススルー対応。また、フロントHDMI端子は、MHLを初めてサポートし、Android端末との接続性をアップさせた

MHL対応のフロントHDMI端子(SC-LX56)。リモコンのデザインは共通ながら、若干ボタンが異なる(右)

SC-LX56(左)とSC-2022(右)の概要。赤字で書かれている部分は新機能

背面端子。左がSC-LX56、右はSC-2022

 そのほかの主な仕様は下表の通り。

型番 SC-LX56 SC-2022
概要 9.2ch対応 7.2ch対応
定格出力 トータル720ワット トータル630ワット
HDMI入力 8(うちフロント1) 7(うちフロント1)
HDMI出力 2 1
MHL入力 なし
音声入力 光デジタル×2、同軸デジタル×2、アナログ音声、アナログAV×4、フロントUSB(iPodデジタル入力)
映像入力 コンポジット×4、コンポーネント×2
外形寸法 435(幅)×185(高さ)×441(奥行き)ミリ
重量 15.4キログラム 14.8キログラム
価格 17万5000円 11万8000円
発売日 7月中旬
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