東芝は7月18日、クラムシェル型のポータブルDVDプレーヤー2機種を発表した。9V型液晶パネル搭載の「SD-P97DT」と7V型の「SD-P77S」をラインアップ。いずれも7月20日に発売する予定だ。
SD-P97DTは、地上デジタル放送のフルセグ/ワンセグチューナーを内蔵した上位モデル。9V型ディスプレイ(800×480ピクセル)は180度回転して折りたたむことが可能で、テレビのようなスタイルや、タブレットのようなフルフラットのスタイルにもできる。
DVDドライブは、CD/DVDはもちろん、DVD-R/DVD-RW再生に対応。CPRM対応でデジタル放送を録画したDVDメディアも楽しめる。また、前回再生時の停止位置から続きを再生するレジューム機能は、最大5枚のディスクをメモリー可能。そのほか、USB端子やSD/SDHCメモリーカードスロットを備えており、メモリーカードやUSBメモリーに保存した楽曲(MP3/WMA)や画像(JPEG)ファイルの再生に対応している。
内蔵リチウムイオンバッテリーは、DVD再生で約6時間の連続駆動が可能。また、液晶画面の明るさを落として消費電力を約33%削減する「節電モード」も備えており、これをオンにするとDVD再生時間は約8時間まで延びるという。
外形寸法は、240(幅)×186(奥行き)×45(高さ)ミリ。重量は1.26キロ。本体カラーはホワイトのみ。価格はオープンプライスだが、店頭では4万円前後になる見込みだ。
一方の「SD-P77S」は、800×480ピクセルの7V型ワイド液晶パネルを搭載のコンパクトモデル。外形寸法は200(幅)×155(奥行き)×43(高さ)ミリで、重量は0.83キログラム。ホワイト、ピンク、ブルー、グリーンの4色をラインアップしている。
上位モデル同様、CPRM対応ディスクを含むDVD-R/-RWの再生をサポートしているほか、レジューム機能も備えた。SDカードスロットは搭載していないが、USBメモリーやDVDメディアに保存した音楽/静止画ファイルを再生することはできる。バッテリー持続時間は約4時間で、節電モードを利用すると5時間まで延びるという。
価格はオープンプライス。店頭では1万6000円前後になる見込みだ。
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