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ティアック、カメラが180度回転するリニアPCM&HDビデオレコーダー「DR-V1HD」バリアングル機構付き

» 2012年07月19日 22時40分 公開
[ITmedia]

 ティアックは「TASCAM」ブランドの新製品として、リニアPCM/HDビデオレコーダー「DR-V1HD」を8月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、実売予想価格は3万円前後。

PhotoPhoto リニアPCM/HDビデオレコーダー「DR-V1HD」

 非圧縮記録のリニアPCMレコーダーに動画撮影用のビデオカメラを一体化。さらに、カメラとステレオマイクが一体となって180度回転するバリアングル機構を採用したことで、液晶の角度を気にせず撮影ができるほか、自分撮りも簡単に行える。

 マイクは単一指向性のステレオコンデンサーマイク。44.1k/48k/96kHz、16/24bitのリニアPCM(WAV形式)録音が可能だ。録音のサポート機能としては、無段階の入力レベル調節が可能なロータリーインプットボリューム、3段階のローカットフィルター、プリレックやリミッターなどを備えた。そのほか、音程はそのままに動画の再生速度を可変できる「VSA(Variable Speed Audition)」機能、静止画撮影モード、利便性の高いファイル整理機能、音声への静止画リンクなど多彩な補助機能も搭載する。

 表示部は240×320ピクセルの2.4インチカラー液晶で、カメラ部には4倍デジタルズームを装備。記録メディアはmicroSDカード(64Mバイト〜2Gバイト)とmicroSDHCカード(4Gバイト〜32Gバイト)に対応しており、2GバイトのmicroSDカードが付属する。電源は単三形乾電池×3本(アルカリ乾電池またはニッケル水素電池)および別売のACアダプターに対応。eneloop(別売)使用時で、最長5.5時間の撮影が可能となっている。

 本体サイズは70(幅)×131(高さ)×28(奥行き)ミリで、電池を除く重量は157グラム。

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