ユキムは10月18日、独ELAC(エラック)のスピーカー新製品「400LINE」および「190LINE」を発表した。エラックの代名詞といえるヴェンディングウェーブ方式のJETツィーターを刷新。約10年間続いた「JET IIIツィーター」に変え、新設計の「JET V」が登場した。
400LINEは、「JET V」を初めて搭載したモデル。リング部を含むバッフル面すべてをアルミ・ダイキャスト製とし、開口部も従来の5ギャップから4ギャップへデザイン変更。放射特性が改善され、「より自然な放射をさらなるエネルギー感を持って提供できるようになった」(ユキム)という。振動板にはカプトンを採用。アルミ電極パターンを改良し、振動板の面積を20%拡大している。これにより、「共振周波数が非常に低い値に抑えられ、可聴レンジから大きく遠ざけることができた」。
ラインアップは、トールボーイタイプの「FS407」およびブックシェルフの「BS403」。11月初旬に発売する。
型番 | FS407 | BS403 |
---|---|---|
概要 | 2.5Way・バスレフ型、トールボーイ | 2Way・バスレフ型、ブックシェルフ |
インピーダンス | 4オーム | |
価格 | 48万3000円(ペア) | 25万2000円(ペア) |
発売時期 | 11月初旬 | |
一方の190LINEは、2010年に発売した「180LINE」をリニューアルした後継機。ツィーターは、JET Vの設計をほぼ踏襲した「JET V Ex」だ。またウーファーユニットは、アルミ、パルプ材ハイブリッド構造のASコーン。表面のアノダイズ処理をシルバーからブラックに変更したことで、外観は上位機の「500LINE」や「240BE LINE」に近いものとなっている。
ラインアップは、トールボーイ型の「FS197」、ブックシェルフの「BS192」、およびセンター用の「CC190」。11月初旬に発売する予定だ。
型番 | FS197 | BS192 | CC190 |
---|---|---|---|
概要 | 2.5Wayバスレフ型、トールボーイ | 2Wayバスレフ型、ブックシェルフ | 2.5Way、センター用 |
インピーダンス | 4オーム | ||
価格 | 23万1000円(ペア) | 12万6000円(ペア) | 8万9250円 |
発売時期 | 11月初旬 | ||
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR