ITmedia NEWS >

東芝、GUIとリモコンを刷新した“レグザブルーレイ”4機種を発表無線LANアダプターも用意

» 2012年11月01日 14時07分 公開
[ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 東芝は11月1日、Blu-ray Discレコーダー“レグザブルーレイ”の新製品として、トリプルチューナー機「DBR-T360/T350」およびダブルチューナー機「DBR-Z320/Z310」の4機種を発表した。あわせて新製品で利用できる無線LANアダプター「D-WL1」もラインアップ。11月9日から順次発売する。

“レグザブルーレイ”の「DBR-T360」(左)と「DBR-Z320」(右)

型番 DBR-T360 DBR-T350 DBR-Z320 DBR-Z310
チューナー 地上/BS/CS110度×3 地上/BS/CS110×2
内蔵HDD 2Tバイト 1Tバイト 500Gバイト
USB HDD対応 ○(ハブを使用して4台まで同時接続が可能)
外形寸法 430(幅)×209(奥行き、突起部含む)×51(高さ)ミリ 430(幅)×210(奥行き、突起部含む)×51(高さ)ミリ
重量 2.9キロ 2.6キロ 2.3キロ
実売想定価格 11万円前後 9万円前後 7万5000円前後 6万5000円前後
発売時期 11月9日

 デジタル放送の2番組もしくは3番組の同時録画に対応したスタンダード機のラインアップ。いずれもスカパー!HD録画(スカパー!プレミアムサービスLink)をサポートし、対応するスカパー!チューナーと組み合わせれば最大4番組(ダブルチューナー機は最大3番組)を同時に録画できる。

 長時間録画(AVC録画)モードは最大12倍。シーンの切れ目に自動的にチャプターを打つ「マジックチャプター」や、映画やスポーツといった番組ジャンルを指定しておくと、該当する番組をまるごと録画してくれる「おまかせ自動録画」も備えた。もちろんUSB外付けHDDへの録画もサポート。市販のUSBハブを使えば、同時に4台までの外付けHDDを接続できる。

「DBR-T360/T350」を上から撮影したもの。奥行きは突起部を含めて210ミリ(左)。背面端子の構成は各モデル共通だ(右)

操作画面を一新、さらに簡単な「スタートメニュー」も

 新製品では、電子番組表や「見るナビ」(録画番組一覧)など全体の操作画面を見直した。あわせて付属リモコンのデザインも変更している。

電子番組表など新GUIのイメージ

 例えば「スタートメニュー」には、「見る」「録る」など、使用頻度の高いアイコンだけに絞った「簡単モード」を新たに搭載。従来からの「通常モード」と切り替えて利用できる。また、リモコン中央の目立つ場所に黄色い「スタートメニュー」ボタンを設け、簡単にアクセスできるように配慮している。

 リモコンでは、従来の「HDD」「DISC」切り替えボタンと並び、「USB」のダイレクト選択ボタンを用意した。これにより、USB外付けHDDへの録画や録画番組の再生がすばやく行えるようになるという。

リモコン。従来の「HDD」「DISC」の切り替えボタンと並べて「USB」ボタンが設けられた

 このほか再生関連の機能では、Blu-ray 3D対応、DVDの映像をより精細感の高い画質に補正してHDMI出力する「XDE」、本編部分をまとめたプレイリストを作成・再生できる「おまかせプレイ」などを装備。プレイリストをそのままBDにダビングすれば、本編だけのディスクをライプラリ化できる。

 ネットワーク関連機能では、「レグザリンク・シェア」対応により、録画済み番組や放送中の番組を対応するタブレットやスマートフォン、PCにネットワーク経由で配信が可能。「レグザAppsコネクト」の各種アプリを利用して、スマートフォンやタブレットからレコーダーを操作することもできる。

オプションの「D-WL1」を使えば無線化も容易だ。実売5000円前後で11月20日発売

 オプションの無線LANアダプター「D-WL1」は、レコーダー背面のUSBポートに接続して利用するタイプ。24(幅)×11(厚さ)×59(奥行き)ミリのコンパクトサイズ。11月20日に発売する予定で、価格はオープン。店頭では5000円前後になる見込みだ。なお、パッケージには延長用のUSBケーブルなどが同梱(どうこん)される。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.