パイオニアは11月26日、ネットワークオーディオプレーヤー「N-50」および「N-30」の無償機能アップデートを2013年春に実施すると発表した。ソフトウェアアップデートにより、再生フォーマットや機能が追加される。
まずApple LosslessおよびAIFFファイルのネットワーク再生をサポート。AIFFへの対応は、国内メーカーとしては初という(2012年10月時点)。また楽曲と楽曲を途切れなく再生できる「ギャップレス再生」にも対応する。
一方、iOS/Android向けのコントロールアプリ「Pioneer ControlApp」もバージョンアップ。動作レスポンスの向上に加え、曲目などの表示情報を拡張して情報量をアップする。例えば、これまで表示しきれなかった長い楽曲名もポップアップで表示できるようになる。
「N-50」「N-30」は、昨年11月に発売した据え置き型のネットワークオーディオプレーヤーだ。192kHz/32bit対応のネットワークオーディオ再生機能に加え、N-50にはUSB DAC機能も装備。同社によると、昨年11月の発売以来、当初見込みを大幅に上回る人気機種になっているという。「メジャーな機能を追加することで、ユーザーをオーディオマニア層から一般音楽ファンに拡大したい」(同社)。
本体のアップデートは、同社サイトからダウンロードしたファイルをUSBメモリなどに保存し、フロントパネルのUSB端子に接続して行うことになる。なお、具体的なアップデートの方法や内容の詳細については、後日、同社サイトで公開する予定だ。
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