ヒビノインターサウンドは3月22日、iBasso Audio製のUSB DAC兼ポータブルヘッドフォンアンプ「D55」を発表した。4月26日にオープンプライスで発売する。
旭化成エレクトロニクスの32bit DAC「AK4480」と、英XMOS Semiconductorが開発したPLD(プログラマブルロジックデバイス)「XMOS」を搭載。USB Audio Class2.0に対応し、最大192kHz/24bitのハイレゾ信号出力が可能だ。アシンクロナス(非同期転送)モードに対応。本体側で独立してクロック生成を行うことで、ジッターを抑えた。USBバスパワー動作も可能で、手軽にPCオーディオを楽しめる。入出力端子は、USBデジタル入力のほか、アナログライン入出力、ヘッドフォン出力を備えている。
ヘッドフォンアンプの出力は125ミリワット+125ミリワット。オペアンプをLRで独立して配置し、Lチャンネル、Rチャンネルを個別に駆動することで解像度の高い迫力ある音質を実現したという。ゲインはハイ/ミッド/ローの3段階で切替が可能。幅広いイヤフォン/ヘッドフォンに対応する。対応インピーダンスは8〜300オーム。内蔵リチウムポリマーバッテリーにより、連続20時間の駆動が可能だ。
本体サイズは51(幅)×21(高さ)×92(奥行き)ミリ。重量は120グラム。アルミニウムを採用し、職人の手作業でヘアライン加工を施したという。
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