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ボーズ、初のワイヤレスヘッドフォン「AE2w」を発売iPadに最適化

» 2013年05月08日 18時53分 公開
[ITmedia]

 ボーズは5月8日、同社初となるワイヤレスヘッドフォン「Bose AE2w Bluetooth headphones」(以下、AE2w)を発表した。価格は2万6250円で、6月7日に発売する予定。直販サイト「ボーズ・オンラインストア」では同日から予約を受け付けている。


 販売中のオーディオ用ヘッドフォン「AE2」「AE2i」をベースにワイヤレス化したもの。搭載ユニットなどの音響部分はAE2とほぼ共通で、独自の低音再生技術「TriPortテクノロジー」やアクティブイコライゼーションにより、「豊かな低音と自然で臨場感あふれるサウンドを再生できる」(同社)という。

 左ハウジングのBluetoothコントロールモジュールは着脱が可能。とり外すと2.5ミリステレオジャックが現れ、付属のケーブル(1.69メートル)をつないで有線ヘッドフォンとしても利用できる。

 コントロールモジュールには、バッテリー残量やBluetooth接続のステータスを示すLEDインジケーターに加え、マイクや操作ボタンを装備。側面に音量調節ボタン、上面に楽曲の再生操作が行えるマルチファンクションボタンを備えた。

マルチファンクションボタンで曲送りや曲戻しも可能

 iPad向けに最適化している点も特長だ。同社ではiPadで動画を見るといったシチュエーションを想定しており、例えばiPadとBluetooth接続した場合には遅延を抑えることができるという。このほか、iPadを始めとするiOS端末と組み合わせた場合、画面上部にAE2wのバッテリー残量を表示できる。内蔵のリチウムイオンバッテリーは、連続7時間の駆動が可能。充電は付属のUSBケーブルで行う。

 Bluetoothは、ver.4.0に準拠。直近で使用した8つの機器をメモリーする機能に加え、そのうち2台と同時に接続できるマルチポイント機能を備えた。これにより、iPadで動画を再生中でもスマートフォンにかかってきた電話に切り替え、そのまま通話できる。対応プロファイルはHFP/HSP/A2DP/AVRCP。対応コーデックは非公開。

付属品。有線接続用のケーブル(1.69メートル)、充電用USBケーブルなどが付属する

 本体サイズは、151(幅)×191(高さ)ミリ、重量は150グラム。ヘッドフォン本体はフラットに折りたたんで付属のキャリングケースに収納できる。イヤーパッドは耳を覆うアラウンドイヤータイプだ。

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