フォステクスは9月2日、フロア型スピーカーの新製品「G2000a」を発表した。2008年7月発売の「G2000」をリニューアル。「バイオリンレッド」と「ファゴットブラウン」の2色を10月末に発売する。価格は1台71万4000円。
ミッドレンジに新開発の10センチHR形状純マグネシウム振動板を採用した。内部損失の大きな純マグネシウムは、金属ならではの音響特性を持ちながら、金属特有の付帯音が少ない素材。「静寂で透明な冬の朝のような空気感、厚みのある豊かな響きと自然に消えゆく余韻を堪能できる」(同社)という。
そのほかの仕様は「G2000」と同じ。純マグネシウム振動板のツィーターと特性の異なる2種のウーファーを搭載し、高い応答性と深く沈み込む重低音を再現するという。外形寸法は317(幅)×1174(高さ)×360(奥行き)ミリ。重量は60キログラム。インピーダンスは4オームとなっている。
また同社では、G2000ユーザーに対してG2000aへの有償アップデートサービスを実施する。ミッドレンジのユニット交換に加え、各部のチェックを加えて費用は1台8万円。G2000aの発売後に順次受付を開始する予定だ。
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