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「小型でお求めやすい」 Sonyが4Kプロジェクターの第2弾「VPL-VW500ES」を発表IFA 2013

» 2013年09月06日 18時18分 公開
[ITmedia]

 Sonyは、独ベルリンで開催中の「IFA 2013」で4Kプロジェクターの第2弾となる「VPL-VW500ES」を発表した。欧州での販売価格は9900ユーロ。時期は未定ながら日本国内への投入も予定しているグローバルモデルだ。

「VPL-VW500ES」

 2012年1月に発売した最初の4Kプロジェクター「VPL-VW1000ES」と同じDCIベースの4096×2160ピクセル解像度を持つSXRDプロジェクター。4Kテレビに多いQFHD(3840×2160ピクセル)ではなく、デジタルシネマ向けに推奨されている解像度だ。

 新たにHDMI 2.0をサポートしたことで4K/60p入力が可能になった。4Kアップケーラー「Reality Creation」や色域を拡大する「TRILUMINOS display technology」をサポートし、ソニー・ピクチャーズが販売する「Masterd in 4K」Blu-ray Discなどをより正確な色と高い解像感で再現する。また3D表示も可能で、無線方式のトランスミッターを本体に内蔵した。

 コントラスト比は20万1、輝度1700ルーメンといったスペックはVPL-VW1000ESにゆずるものの、2.06倍ズームレンズや新しいオートキャリブレーション機能を備えながら本体サイズを495.6(幅)×195.3(高さ)×463.6(奥行き)ミリまで小型化。重量も14キログラムと「設置スペースが限られる環境での使用に適した小型タイプで、お求めやすい価格の新機種」(同社)としている。

同時にリリースされたフルHDモデル「VPL-HW55ES」。輝度1700ルーメン、ダイナミックコントラストは12万:1。3D用のIR(赤外線)トランスミッターを内蔵する

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